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AKB48 暫存1歌詞
1.Beginner

In your position set!

昨日までの経験とか (昨天以前的經驗)
知識なんか荷物なだけ (知識之類的全都是只是負擔)
風はいつも通り過ぎて (風過總是沒有痕跡)
後に何も殘さないよ (不會留下任何東西)
新しい道を探せ! (探索新的道路吧!)
他人(ひと)の地図を広げるな! (會展開怎樣的地圖呢!)
伏せた目を上げた時に 0(ゼロ)になるんだ (抬起低垂的雙眼時 一切都要歸零)
僕らは夢見てるか? (我們有夢想嗎?)
未來を信じているか? (深信著未來嗎?)
怖いもの知らず 身の程知らず (無所畏懼、不知分寸)
無鉄砲なまま (有話直說)
今 僕らは夢見てるか? (現在 我們有夢想嗎?)
子どものようにまっさらに… (像個孩子般純潔...)
支配された鎖は引きちぎろう (將支配的鎖撕裂吧)
Change your mind
Change your mind
何も知らなくていい Beginner! (一無所知就可以了 Beginner!)

失敗して 恥をかいて (失敗了感到羞恥)
傷ついたこと トラウマになって (受傷演變成創傷)
あんな思い 2度と嫌だと (不想再次擁有那樣記憶)
賢くなった大人たちよ (變成聰明的大人吧!)
チャレンジは馬鹿げたこと (挑戰是愚蠢的行為)
リスク 回避するように (為了迴避風險)
愚かな計算して何を守るの? (愚蠢的計算著,究竟能守護著什麼?)
僕らは生きているか? (我們還活著嗎?)
明日も生きていたいか? (明天也想生存下去嗎?)
わかったふりして 知ったかぶりで (不懂裝懂的樣子)
夢も久しぶり (夢想也變得久遠)
そう 僕らは生きているか? (因此,我們還活著嗎?)
命無駄にしてないか? (沒有浪費生命嗎?)
脈を打つ鼓動を今 感じろ! (感受脈搏的跳動吧!)

Stand up! Together!
生まれた日 思い出せ! 誰もがBeginner! (回憶起誕生之日,每個人都是初學者)
Stand up! Right away!
初めから 簡単に 上手くは行かねえ (從最初簡單的開始,能夠得心應手)
Stand up! Together!
最初に戻ればいい もいちど (返回到最初就可以了,再次出發吧!Beginner!)
Stand up! Right away!
開き直って 開き直って どうにかなるさ (想開了、想開了,總會有解決的辦法)
古いページは破り捨てろ (舊的一頁就撕開丟掉吧)
さあ 始めようぜ! (來吧!開始囉!)
We can be reborn all the time
僕らは夢見てるか? (我們有夢想嗎?)
未來を信じているか? (深信著未來嗎?)
怖いもの知らず 身の程知らず (無所畏懼、不知分寸)
無鉄砲なまま (有話直說)
今 僕らは夢見てるか? (現在 我們有夢想嗎?)
子どものようにまっさらに… (像個孩子般純潔...)
支配された鎖は引きちぎろう (將支配的鎖撕裂吧)
何もできない (什麼都不會)
ちゃんとできない (不會好好做)
それがどうした? (那又怎麼樣?)
僕らは若いんだ (我們還年輕阿)
何もできない (什麼都不會)
すぐにできない (不會學了就會)
だから僕らに可能性があるんだ (所以我們才有著可能性)
雨は止んだ 風は止んだ (雨停了、風止了)
見たことのない 光が差すよ(前所未見的光芒灑落著)
今が時だ 君は生まれ変わった Beginner! (就趁現在,你重生了!Beginner!


2.NEW SHIP

スペシャルガールズA(AKB48)
作詞:秋元康
作曲:平隆介

僕たちは恐れない
夜明けの前の暗闇を
足下が見えなくても
邪魔するもの
越えられると
信じればいい

僕たちは怯まない
道の途中で転ぶこと
膝小僧 擦りむいても
もう一度 土を払って
立ち上がるんだ

今まで何人の先輩が
この胸の高鳴りを覚えたのだろう

新しい船を出せ!
夢の帆をあげろ!
次の時代の海原を
真っ直ぐ 突き進め!
新人水夫たちよ
仲間を信じろ!
海図・コンパス 当てにするな!
風に舵を取れ!

僕たちは逃げ出さない
たとえ何かに傷ついて
赤い血が流れたって
放っておいたらいつの日か
瘡蓋(かさぶた)になる

これまで何隻の帆船が
目の前の海峡を渡ったのだろう

新しい船を出せ!
荒れた波を越えろ!
ずっと 探してる大陸は
悲しみの先にある
未来を担う者よ
力を合わせろ!
みんな 運命共同体だ
目指せ 地平線!

新しい船を出せ!
夢の帆をあげろ!
古い水夫のやり方は
真似なんかしなくていい
同じ甲板(かんぱん)に立て!
ひとつになるんだ
生きる喜び 感じながら!
風に舵を取れ!


3.羊飼いの旅

スペシャルガールズB(AKB48)
作詞:秋元康
作曲:YUMA

あの空の真ん中辺り
爪の跡みたいな
三日月が取り残されて
白みながら夜が明けてく

いつか この場所から
動くべき時が来るよ
朝露と思い出は
永遠のものじゃなくて
過ぎてく季節の恵み

羊飼いは
旅を始める
誰にも告げぬまま
山から山へ
歩き始める
なだらかな斜面
静かに吹く
風と光
鈴を鳴らして…
どこにある?
明日は…
どこにある?
未来は…

雨の日も嵐の日にも
真っ直ぐに前を向き
まだ遠い山の嶺を
目指しながら
群れは進むよ

平坦な道など
どこにもないと知ってる
少量の岩塩と
家族への愛だけが
自分を奮い立たせる

羊飼いは
語りはしない
夢では食べられない
生きてくために
歩き続ける
先祖からの山
同じ土に
宿る想い
尊い命
届けたい
神へ
届けたい
祈り

風の中
口ずさむのは
遊牧の
愛の唄
山々に
木霊するのは
しあわせな
この旅の
ゆっくりした
時の流れ

羊飼いは
生まれた日から
心を歩き出す

羊飼いは
旅を始める
誰にも告げぬまま
山から山へ
歩き始める
なだらかな斜面
静かに吹く
風と光
鈴を鳴らして…
どこにある?
明日は…
どこにある?
未来は…


4.スイート&ビター

セレクション6(AKB48)
作詞:秋元康
作曲:柴田尚

ねえ どれにする?
チョコレート
ほら 箱の中
並んでいる
スイーツの宝石たち
ねえ どれにする?
チョコレート
たったひとつだけ
そう 紛れ込んでいるのよ
メッセージ

お口に溶けたら
私の気持ちが伝わる
照れくさいから
言葉にはできないの
まるで 秘密のエトセトラ
当事者だけしか
わからないこと
まわりの人には
気づかれないように告白

恋って
こんなに楽しいのに
どうして
胸が切なくなるんだろう
甘くて
ほろ苦い

ねえ これはどう?
チョコレート
ほら 脈打って
ときめいてる
ロマンスのプレゼントよ
ねえ これはどう?
チョコレート
見た目 同じでも
そう 中身はまるで違う
I love you !

あなたの好みは
もちろん わかってるつもり
シュガーとミルク
コーヒーに入れること
ずっと子どもみたいね
そう 苦すぎると
食べられないでしょ?
それでもあなたに
選んで欲しいのよ シリアス

カカオが
いっぱい入った分だけ
何だか
瞳 閉じたくなってしまう
苦さをわかってね

ねえ どれにする?
チョコレート
ほら 箱の中
並んでいる
スイーツの宝石たち
ねえ どれにする?
チョコレート
たったひとつだけ
そう 紛れ込んでいるのよ
メッセージ

ねえ どれにする?
チョコレート
もう 初めから
決めてたんでしょ?
端っこのその一粒
ねえ どれにする?
チョコレート
甘いだけじゃない
そう 私を試してみて
刺激的

苦いのが本物よ


5.青春と気づかないまま

作詞:秋元康
作曲:y@suo ohtani

僕の目の前にそびえる階段
いくつ上ったら 息をついて
楽になれるのだろう
西陽が射し込む窓の向こうには
未来の景色が見えるのか?
夢は輝いているか?

思い出と引き換えに
少しずつ翳(かげ)り行く日々よ

青春と気づかないままに
時に流されて
甘えてた制服を脱ぎ捨てて
大人になってた
あの頃にみんなで歌った
メッセージソング
歌詞の意味が今さらわかった

リノリウムの床で鳴いてた上履き
何かを求めて走り回り
行き止まりに傷つき
知らぬ間に僕は アルバムの中で
仲間と肩組みながら笑う
写真を眺めている

新しい人生は
それなりに楽しいけれど…

青春と気づかないままに
時は早足で
描(か)きかけの未来図を修正して
大人と呼ばれた
あの頃に何度も歌った
好きだった歌
今はなぜか歌詞が出て来ない

青春と気づかないままに
いつも退屈で
目の前の大切な出来事まで
見過ごしていたんだ
階段をようやく上って
上まで来たけど
今の僕は歌を歌えない


6.ただいま 恋愛中

作詞:秋元康
作曲:井上ヨシマサ

You say, ”愛してる”
I say, ”もっと! もっと!”
Everybody, ”愛してる”
I say, ”もっと! もっと!”
You say, ”愛してる”
I say, ”もっと! もっと!”
Everybody, ”愛してる”
Let's say, ”愛してる

太陽の下
大きな声で
言葉にしよう
今のこの気持ち
生まれた日から
どれだけの人と
出会ったのだろう

愛し合える確率
天文学的だね
運命が引き寄せるように
答えは未来に…

Uh-huh uh-huh
どこにいても
Uh-huh uh-huh
何をしても
Uh-huh すぐに思ってしまうのよ
Uh-huh uh-huh
どこにいても
Uh-huh uh-huh
何をしても
ただいま 恋愛中

離れてるから
聞かせて欲しい
どれだけ 私を
思っているのか…
恋は いつでも
綱引きになる
どちらが強い?

面倒くさがらずに
言葉にしてちょうだい
淋しさはきりがないものね
心はハングリー

Uh-huh uh-huh 四六時中
Uh-huh uh-huh
一年中
Uh-huh ずっと 会いたくなるのよ
Uh-huh uh-huh
四六時中
Uh-huh uh-huh
一年中
私は 手がかかる
Uh-huh uh-huh
誰といても
Uh-huh uh-huh
一人きりじゃ
過ぎる時は充たされないのよ
Uh-huh uh-huh
どこにいても
Uh-huh uh-huh
何をしても
あなたに首ったけ

Uh-huh uh-huh
どこにいても
Uh-huh uh-huh
何をしても
Uh-huh すぐに思ってしまうのよ
Uh-huh uh-huh
どこにいても
Uh-huh uh-huh
何をしても
ただいま 恋愛中

Uh-huh uh-huh
四六時中
Uh-huh uh-huh
一年中
Uh-huh ずっと会いたくなるのよ
Uh-huh uh-huh
四六時中
Uh-huh uh-huh
一年中
あなたにイカレテル

You say, ”愛してる”
I say, ”もっと! もっと!”
Everybody, ”愛してる”
Let's say, ”愛してる”


7.くまのぬいぐるみ

作詞:秋元康
作曲:Funta

シュビドゥビ ドゥダッタピーヤ
シュビドゥビ ダダッタピーヤ
シュビドゥビ ドゥダッタピーヤ
シュビドゥビ イェーイ!

でっかいハンバーガーを
齧(かぶ)り付き 頬張りながら
笑って 喋って 飲んで
突然 泣き出す
今の彼氏とケンカして
思い出しては落ち込む
食べるの?泣くの?
お願い どっちかにしてよ

幼稚園から変わらない
ずっと あんたは忙(せわ)しない
Boo!

私がいるから
心配いらないわ
いつも こんな風に
歳を取って来たじゃない?
そのうち どうにか
乗り越えられるわよ
どんなつらいことでも…
親友でしょ?
いつでも 時間(とき)が経てば
そう ハッピーエンド

シュビドゥビ ドゥダッタピーヤ
シュビドゥビ ダダッタピーヤ
シュビドゥビ ドゥダッタピーヤ
シュビドゥビ イェイ!

あんなに泣いてたくせに
アップルパイ ご機嫌に食べて
途中で 携帯鳴って
賑やかすぎるわ
「ところで あんたはどうなの?」
付け足しで聞かれても
「実はね…」なんて
ちょっと 相談できない

なんで そうマイペースなの?
私 振り回されっぱなし
Boo!

大事にして来た
ぬいぐるみみたいだね
何歳になっても
手放せない
家族なの
色褪せたくまは
耳が破れているのに
愛着があるから
捨てられない
このまま 一緒にいよう
ああ ハッピーライフ

私がいるから
心配いらないわ
いつも こんな風に
歳を取って来たじゃない?
そのうち どうにか
乗り越えられるわよ
どんなつらいことでも…
親友でしょ?
いつでも 時間(とき)が経てば
そう ハッピーエンド

シュビドゥビ ドゥダッタピーヤ
シュビドゥビ ダダッタピーヤ
シュビドゥビ ドゥダッタピーヤ
シュビドゥビ イェーイ!


8.7時12分の初恋

作詞:秋元康
作曲:上杉洋史

朝の駅で
斜め前に
いつも見かける
学生服のあなたがいる

学校とか
名前さえも
わからないけど
すれ違う度
ドキドキする

いつか 笑った顔が
とても素敵で
見とれていたの
遠くで…
私の秘密

7時12分の
初恋は
ハートまで近づけない
満員電車
7時12分の
2両目で
あなたしか見えなくなる
遅刻はできないわ

ドアの脇で
窓の外を
眺めてるけど
少しくらいは こっちを見て

性格とか
成績とか
知らないくせに
恋はいつでも
思い込みね

きっと 私にとって
ふと現れた
王子様なの
白馬に
乗ってないけど…

たった 20分の
短(みじか)さも
目と目が合わなくたって
楽しいデート
たった 20分の
夢の中
憧れのあなたがいる
帰りも会えるかな?

7時12分の
初恋は
ハートまで近づけない
満員電車
7時12分の
2両目で
あなたしか見えなくなる
遅刻はできないわ


9.春が来るまで

作詞:秋元康
作曲:井上ヨシマサ

白く積もった
昨夜(ゆうべ)の雪の跡
そっと 歩いたら
キュッキュッキュッ 靴が鳴いた
今朝は 青空
いつもの通学路
街が何だか
きらきら 光ってる

ハートの遠回り
好きだと言い出せない
あなたのことを考えるその度に
道の日陰に続いてる
轍(わだち)さえ切なくて…

春がやって来るまで
消えないで
隠したこの愛しさ
春がやって来るまで
残ってて
思いが降り積もる
恋の雪
過去より美しく
このままで…

風は まだまだ
頬には冷たくて
コートの襟立て
マフラー 捲き直した
今の季節は
あなたがそばにいる
同じクラスの
普通の友達

どこかで会えるかな
山茶花(さざんか)の咲く道で
私はきっと わざとぶっきらぼうに
軽く「おはよう」って言うでしょう
微笑みは胸の奥

告白できるなら
楽なのに
言葉じゃ伝わらない
告白できるなら
明日が来る
今でも 片隅に
恋の雪
気づいてくれたなら
いいのにね

春がやって来るまで
消えないで
隠したこの愛しさ
春がやって来るまで
残ってて
思いが降り積もる
恋の雪
気づいてくれたなら
いいのにね


10.純愛のクレッシェンド

作詞:秋元康
作曲:井上ヨシマサ

愛の雫を
たった一粒
与えられるだけで
枯れた心が
息するように
女は開く

雨が降らない街で
忘れていた
愛しさは夕立

誘いましょうか?
今夜 抱かれてもいい
私 ずぶ濡れのまま
成り行き次第で…
今夜 抱かれてもいい
すべて 脱がされたいの
純愛のクレッシェンド

愛した理由(わけ)を
ひとつ失くした
ジグソーパズルね
それが嘘でも
私の腕に
男は眠る

赤いネオンの窓を
目隠しする
一途さは雨脚

許し合えたら…
一夜(ひとよ) 夢見たいだけ
あなた 殺したいほど
どうにかなりそう…
一夜(ひとよ) 夢見たいだけ
あなた 独り占めして
欲望のクレッシェンド

誰も知らない果てに
堕ちて行くわ
指さした稲妻

誘いましょうか?
今夜 抱かれてもいい
私 ずぶ濡れのまま
成り行き次第で…
今夜 抱かれてもいい
すべて 脱がされたいの
純愛のクレッシェンド

欲望のクレッシェンド


11.Faint

作詞:秋元康
作曲:山崎努

狂おしいほど 愛して
永遠なんていらない
1秒だけでいいから
失神させてよ

あなたの心は
縛れないでしょう?
誰かの気持ちが
入り込んで来る

未来に怯える
私より
見つめられたままで
目を閉じて
そこから記憶を失って
過去だけで生きてく

狂おしいほど 愛して
ああ 残酷なくらい
傷になってもいいから
夢を見させてよ

誰のものでもない
わかっているけど
ジェラシーの風が
忍び込んで来る

自然に涙が
溢れ出す
あなたを愛した
代償に
私の体が覚えてる
一瞬の天国

狂おしいほど 愛して
永遠なんていらない
1秒だけでいいから
失神させてよ

悲しみの前に
もう一度キスをして…

Baby please Drive me mad with your love
Now It doesn't have to be forever
even if only for just a second
baby your love Makes me Faint

Baby please Drive me mad with your love
Don't be cruel open your heart to me
Even if it hurts me I wanna feel you
Baby come here show me my dream


12.帰郷

作詞:秋元康
作曲:上杉洋史

どこまでも続く
一本の道を
久しぶりに歩いてみよう
青空の下で
遠い山と田園とが
交わった辺りが
私の故郷(ふるさと)

夢を見に行ってた
都会(まち)の時間(とき)は早くて
思い出してる余裕がなかった

ああ ごめんね
心配かけてたよね
母さんから
貰っていた
手紙にも返事さえ出せなくて…
ああ ごめんね
なんとか暮らしてたよ
窓の外を
眺めながら
何百回
弱音を吐いた

風のその匂い
川のせせらぎも
すべてのもの なつかしくなる
生まれて育った
この大地が
帰る場所と
今さらわかった
私の原点

夢はまだ見ている
人は 誰も旅人
知らない未来 行ってみたいだけ

ああ ありがとう
今日まで頑張れたよ
父さんから
ふいの電話
厳しさとやさしさを無視してた
ああ ありがとう
これからも頑張れる
どんな時も
味方だった
ビルの隙間
故郷(ふるさと)の空

ああ しあわせ
明日からまた歩く
離れてても
胸の奥に
いつだって この道は続いてる
ああ しあわせ
みんなに見守られて
きっと 今も
一人じゃない
振り返れば
故郷の空

振り返れば
故郷の空


13.ダルイカンジ

作詞:秋元康
作曲:井上ヨシマサ

パパは今日も
「仕事! 仕事!」で
女の人と忙しい
私がピアス
開けたことさえ
何も知らない
他人です

ママはどこかで
習い事でしょ
向上心にトリツカレ
失くした若さのリベンジ

UFOキャッチャー
一人で
コイン入れるだけで
欲しいものは
愛以外
手に入る

ナンダカ ダルイカンジ
呼吸をするのも面倒
ナンダカ ダルイカンジ
帰らなくたっていいんじゃない?
何をしてたっていいんじゃない?

友達なんて
見せかけだけの
その場しのぎの役者たち
いつも誰かに
切れてしまいそうで
同じメイクのエキストラ

先生にとって
優等生よ
望まれるまま マリオネット
遠くで見ていれば
昆虫

悪いことをするにも
エネルギーがいるわ
いつのまにか
反抗期
過ぎていた

スベテガ ダルイカンジ
私が生きてることも…
スベテガ ダルイカンジ
このまま消えてもいいんじゃない?
遠くに行ってもいいんじゃない?

ナンダカ ダルイカンジ
呼吸をするのも面倒
ナンダカ ダルイカンジ
帰らなくたっていいんじゃない?
何をしてたっていいんじゃない?
遠くに行ってもいいんじゃない?

パパ 恋の残業 朝帰り
ママ 近頃 独身中
私は やることなくて
サヨナラ バイバイoh oh

ダルイネ
ダルイネ
ダルイネ
ダルイネ


14.Mr.Kissman

作詞:秋元康
作曲:井上ヨシマサ

夜の(夜の)底で(底で)
踊る恋の魚
ミニの(ミニの)ドレス(ドレス)
その気になってそうでなさそうで…
波の(波の)ように(ように)
廻るミラーボール
男(男)たちに(たちに)
釣られてしまいそうで釣られない
今 誰かが
背中から
近づいた
Who are you?

愛があるとかないとか
無視して
野郎 野郎 野郎 Kissman!
振り向き様に
ディープな感じで
唇をKnock!
愛があるとかないとか
野暮だね 野郎 野郎 野郎 Kissman!
ルージュが落ちて
心の芯まで
裸にされたの
夢の中へ
連れ去られる

嘘は(嘘は)甘く(甘く)
揺れる腰が溶ける
時は(時は)
媚薬(媚薬)
されてもよかったけど強引ね
くねる(くねる)度に(度に)
光るスパンコール
泳ぎ(泳ぎ)疲れ(疲れ)
あなたが欲しいようで
欲しくない

その眼差し
悪びれず
聞いて来る
How was it?

ここら辺りじゃ
噂になってる
Hello!
Hello!
Mr.kissman!
そう 誰でも
挨拶みたいに
接吻(くちづけ)する奴
ここら辺りじゃ
警戒されてる
Hello!Hello!
Mr.kissman!
口説き文句を
見つける間もなく
いきなりするのね
馴れ馴れしい
プレイボーイ

愛があるとかないとか
無視して
野郎 野郎 野郎 Kissman!
振り向き様に
ディープな感じで
唇をKnock!
愛があるとかないとか
野暮だね
野郎 野郎 野郎 Kissman!
ルージュが落ちて
心の芯まで
裸にされたの
夢の中へ
連れ去られる


15.君が教えてくれた

作詞:秋元康
作曲:三留一純

君が教えてくれたね
冬の夜空に輝く
あれがオリオン座だよと
2人が別れたあの日

どんな顔して
さよならを言ったのだろう
息の白さが
切なくて ただ抱きしめた

So long!
歩道橋で
Miss you!
別の階段へ
So long!
背中向けて
しあわせを信じて…

君が教えてくれたね
何も変わらない気持ち
少しの間 微笑み
最後に手を振り
潤んだ瞳に
涙は星の連なり
あのオリオン座みたいに
2人は永遠になる

そっと つぶやく
悪いのは 僕の方さ
愛の近さに
気づかぬまますれ違ったんだ

So sad!
下を走る
Love you!
タクシーのように
So sad!
時間(とき)は流れ
忘れてた足元

君は許してくれたね
僕が選んだ未来を…
それが過ちだとしても
黙って頷く
心の夜空が
そっと 振り返りながら
あのオリオン座みたいに
煌(きら)めき 僕を見ている

君が教えてくれたね
何も変わらない気持ち
少しの間 微笑み
最後に手を振り
潤んだ瞳に
涙は星の連なり
あのオリオン座みたいに
2人は永遠になる


16.LOVE CHASE

作詞:秋元康
作曲:藤澤健至

黒い豹(ひょう)が
息を潜め
近づきながら
鋭い目で
獲物を狙う

草を食(は)んだ
鹿の群れは
何も気づかず
平和な時間が過ぎてく

襲いかかる
そのタイミング
じっと待って
射止めるだろう
愛を追い続けてる
まるで 私みたい
深い森の奥から
現れ
愛を追い続けてる
胸のその片隅
爪と牙を隠して風になる
…LOVE CHASE

生きることは
孤独だから
信じるものは
誰でもなく
自分の本能

疑うこと
慣れていない
憐れな鹿は
強い欲望の餌食さ

他の豹も
狙うだろう
答えを出せ!
YESか?NOか?

愛に追われる者よ
何に怯えるのか?
どうせ逃れられない
宿命
愛に追われる者よ
いつか捕(とら)われるさ
誇り高く微笑み
振り向けよ
…LOVE CHASE

愛を追い続けてる
まるで 私みたい
深い森の奥から
現れ
愛を追い続けてる
胸のその片隅
爪と牙を隠して風になる
…LOVE CHASE


17.なんて素敵な世界に生まれたのだろう

作詞:秋元康
作曲:井上ヨシマサ

青いインクを
零(こぼ)したみたいに
街の縁(ふち)に
夜明けがやって来る

人は儚(はかな)い
夢から目覚めて
リアルな今日を
生きる準備する

どんなしあわせも
どんなふしあわせも
24時間で
リセットされるよ

なんて素敵な世界に生まれたのだろう
僕のそばには
いつでも
君がいてくれる
なんて素敵な世界に生まれたのだろう
まるですべてが
光に満ち溢れている
誰かと出会い
愛して
愛されるだけで…

この一瞬に
新しい命が
空の下で
産声を上げる

小さな花は
風に吹かれても
その大地で
微笑んでいるよ

確かな希望も
不意の絶望も
人生の中の
わずか1ページ

愛に素敵な世界を教えられた
みんなそのこと
最初は気づかないけれど…
愛に素敵な世界を教えられた
君がいたから
ようやく
僕にもわかった
もっと 誰かを
愛して
愛されてごらん

なんて素敵な世界に生まれたのだろう
何もなくても
心は
きっと 充たされる
誰かと出会い
愛して
愛されるだけで…


18.長い光

作詞:秋元康
作曲:井上ヨシマサ

あなたしか
あなたしか
あなたしか
もう 見えないわ

夜空に輝く数多(あまた)の星から
大事なひとつを今なら指差せる
何度も季節が移り変わり
星座が巡っても 私は迷わない

愛とは いつも そこにいること
孤独な日々に やっと気づいた

長い光よ 永遠の祈り
何億光年 思い続けてる
晴れた夜にも 雨の夜にも
私のことを見守ってくれた人
この部屋の灯りを消して
あなたの光に包まれたい

いくつか恋して傷ついた時も
見上げた空にはあなたがいてくれた
やさしい言葉や慰めより
何も変わらない夜空にほっとした

愛とは燃える炎じゃなくて
日向のような風のぬくもり

長い光よ 命ある限り
絶えることなく 照らし続けよう
星がひとつも見えない夜も
心の奥に何か感じるはず
愛しさを鏡にして
私の光を届けさせて

長い光よ 永遠の祈り
何億光年 思い続けてる
晴れた夜にも 雨の夜にも
私のことを見守ってくれた人
この部屋の灯りを消して
あなたの光に包まれたい


19.スコールの間に

作詞:秋元康
作曲:BOUNCEBACK

思い出して
あのボートハウス
スコールが止むのを待ったよね
思い出して
屋根を叩く雨
なぜだろう?
ドキドキしてた

濡れたTシャツ
透けた肌が
生々しくて
居心地悪かった

何人もいる
男友達の一人だと
その瞬間まで
思ってた

近すぎて
見えなかった
まさかの愛しさ
夏が終わって
気づく

そうか 私
あなたが好きかも…
スコールが止むなと願ってた
そうか 私
ずいぶん前から
横顔を
見てた気がする

街角のカフェ
何事もなかったみたいに
普通に話をする二人

目の前の
現実と
もしもの幻
選んでいたの
未来

思い出して
あのボートハウス
スコールが止むのを待ったよね
思い出して
屋根を叩く雨
なぜだろう?
ドキドキしてる

空がまた晴れて
虹が架かるように
この気持ち
伝えたい
ほんの少しだけ
過去の自分より
AH― 素直になろうかな

そうか 私
あなたが好きかも…
スコールが止むなと願ってた
そうか 私
ずいぶん前から
横顔を
見てた気がする


20.JK眠り姫

作詞:秋元康
作曲:井上ヨシマサ

ずっと何歳(いくつ)になっても
脱ぎ捨てたくない制服
いつか 卒業をしても
JKのままでいさせて

女の子は 誰も
眠り姫 WOWOW
迎えに来てくれる
王子を待つの

まだまだ堅い殻の中
汚れていないその果肉
大事なものを守り続ける
キスで目覚めて
愛を知る日まで

時がどれだけ過ぎても
似合っていたいの制服
今が 永遠に続く
JKの夢を見させて

女の子は いつも
目をつむり WOWOW
どこかで巡り会う
奇跡を信じる

いつしかちょっと恋をして
心の殻を破られて
鏡の前に立たされるでしょう
大人になって
生まれ変わるよ

ずっと何歳(いくつ)になっても
脱ぎ捨てたくない制服
いつか 卒業をしても
JKのままでいさせて

時がどれだけ過ぎても
似合っていたいの制服
今が 永遠に続く
JKの夢を見させて

お願い


21.君に会うたび 恋をする

作詞:秋元康
作曲:Gajin

久しぶりのクラス会で
隣に座った
そう 一番会いたかった
あの日の片想い

髪を伸ばして
大人になった
君が眩しくて

2回 恋をした
僕の胸の奥で
眠ってた時が目覚める
AH―
君が微笑むと
切なくなるんだ
何も言えずに

卒業式 終わった後
教室に残って
「ずっと ずっと
友達だよ」
みんなで誓ったね

思い出の中
封印した
君が甦る

2回 恋をした
前と同じように
懐かしい脈が打っている
AH―
君に会う度に
恋をするだろう
何回だって

2回 恋をした
僕の胸の奥で
眠ってた時が目覚める
AH―
君が微笑むと
切なくなるんだ
何も言えずに


22.黒い天使

作詞:秋元康
作曲:宮島律子

渋滞してる夜の高速で
助手席のドア開け 車降りた
止めるあなたの声とクラクション
ヘッドライトの海を泳ぐ

引き返せないわ
純情なんか捨てるよ
いつまでも
きれいごと
言ってられないし…

まるで
私 黒い天使
ああ ヒール脱いで歩く
誰も知らない
もうひとつの顔がある
私 黒い天使
ああ 夜の闇に堕ちる
嘘だらけの恋
ねえ ひとりぽっちにさせて

スピード落とす車の窓から
怪しげな誰かが声をかける
ついて行ったら 何か起きるかな
愛のタイトロープが誘う

めちゃくちゃにしてよ
純愛なんか忘れた
背伸びした
悪巧み
どうにかなりそう

頬に
きらり 黒い涙
ああ そっと拭い気づく
孤独を埋める
やさしさに飢えてるの
きらり 黒い涙
ああ 風の中に消えた
子どもじみた恋
もう 嫌になったの すべて…

まるで
私 黒い天使
ああ ヒール脱いで歩く
誰も知らない
もうひとつの顔がある
私 黒い天使
ああ 夜の闇に堕ちる
嘘だらけの恋
ねえ ひとりぽっちにさせて


23.ハート型ウイルス

作詞:秋元康
作曲:井上ヨシマサ

初めはピンと来なかった
ちょっと面倒な気がしてた
聞かれることだけ黙って頷いた
いい人だとはわかったけど
まるで タイプじゃなかったからよ
仲良くならないつもりだったのに…

どこで どうしちゃったんだろう?
私 知らぬ間に
恋におちてたの
何がきっかけだったのか
入り口を思い出せないのよ

ハート型ウイルスに
やられてしまったみたい
どんな注射も効かないわ
あなたのことばかり
考えてしまうの
何も手につかないくらい

全然 カッコよくないの
周りの友達はみんな
「どこがいいの?」ってあきれているけど
今までいなかったような
純粋な目をした人
私の中に 免疫なかったのね

何が どうしちゃったんだろう?
私 気づいたら
メール 待ってたり…
LOVE SONGを聴きながら 泣いていたり…
女の子の「うわの空」病

ハート型ウイルスは
性格変えちゃうみたい
あなたに熱上げて行く
息苦しくなるの
頭 ぼーっとしてしまって
愛の意味も気づかなかった

ハート型ウイルスに
やられてしまったみたい
どんな注射も効かないわ
あなたのことばかり
考えてしまうの
何も手につかないくらい


24.恋愛禁止条例

作詞:秋元康
作曲:井上ヨシマサ

もう少しで1年だね 私たちがつき合ってから…
友達は誰も知らずに いつも みんな一緒だった

「このサークル内では恋愛禁止」なんて
冗談みたいなルールで 余計に 燃え上がってしまう

どこかで誰か恋してる
いけないとわかっても
もしあきらめられるなら
本当の恋じゃない
条例違反

一人きりは寂しいよね 秘密くらい作りたかった
携帯のメール送れば すぐに返る愛がすべて

知らず知らず魅かれて 大事な人になった
そんな自分を責めずに 運命の糸 感じなさい

いつでも誰か 恋してる
感情は止められない
男と女がいれば
絶対に何かある
化学反応

どこかで誰か恋してる
いけないとわかっても
もしあきらめられるなら
本当の恋じゃない
恋愛禁止条例は
ロマンスの導火線
隠さなきゃいけないから
情熱が溜まるだけ
火気厳禁


25.ツンデレ!

作詞:秋元康
作曲:井上ヨシマサ

目が合った瞬間 シラッシラッ
興味なさそうに ムシムシ
馴れ馴れしいのは ドケドケ
気安く声をかけないで!

恋は面倒だわ
一回のキスだけで
もっともっと せがんでくるし…
もっともっと 本気になるし…
もっともっと 拘束するし…
男は
No thank you!

だって 私 ツンデレ!
冷たい目を 見逃して!
心の中 いつだって
甘えたいのよ デレデレ!
だって 私 ツンデレ!
か弱さなんて 隠して
一人で生きて行けるって
見かけだけは ツンツン
二重人格を愛しなさい

やさしい言葉は ムリッムリッ!
虫酸が走るの イラッイラッ!
上から目線で ノーノー!
生意気なのは 生まれつき

だから疲れるのよ
二番目の私には…
きっときっと 一途になるし…
きっときっと すぐ落ち込むし…
きっときっと 追いかけちゃうし…
本当は
Hold me tight!

治せないのツンデレ!
見えない鞭叩かせて
女の子の複雑さ
わかって欲しい ジワジワ!
治せないのツンデレ!
抱かれたいの我慢して
好きになっちゃ負けだって
人見知りを ツンツン!
お高いこの鼻を 折ってちょうだい

ふいに 思い出すの
感じ悪い自分を…
あんなことやったみたい
こんなことを言ったみたい
そんなことをメールしたみたい
嫌だわ
Oh my god!

だって 私 ツンデレ!
冷たい目を 見逃して!
心の中 いつだって
甘えたいのよ デレデレ!
だって 私 ツンデレ!
か弱さなんて 隠して
一人で生きて行けるって
見かけだけは ツンツン
二重人格を愛しなさい

お高いこの鼻を 折ってちょうだい


26.真夏のクリスマスローズ

作詞:秋元康
作曲:成瀬英樹

真夏のクリスマスローズ
白い花
あの雪のように咲いていた
サイレント・ナイト
窓辺の鉢に可憐な花
真夏のクリスマスローズ
眩しい陽射しが
思い出させる

唇をもう少し
丸めればよかった
初めての接吻(くちづけ)は
歯が当たって痛かった

過ぎた季節は 花のリグレット
まるで そう シャンパングラス
恋が泡のように消える

切ないクリスマスローズ
よく似てるわ
海岸線の花屋で見かけた
寂しそうに俯く花
切ないクリスマスローズ
去年のイブなんて
知らないみたい

気づいてた愛しさに
素直になれてたら
この冬も変わらずに
見つめ合えたのにね

ノースリーブで花を抱えて
砂浜を歩きながら
白い波が寄せて思う

真夏のクリスマスローズ
白い花
あの雪のように咲いていた
サイレント・ナイト
窓辺の鉢に可憐な花
真夏のクリスマスローズ
眩しい陽射しが
思い出させる

切ないクリスマスローズ
よく似てるわ
海岸線の花屋で見かけた
寂しそうに俯く花
切ないクリスマスローズ
去年のイブなんて
知らないみたい

可憐な花
真夏のクリスマスローズ
眩しい陽射しが
思い出させる


27.Switch

作詞:秋元康
作曲:井上ヨシマサ

Love is the switch
あなたの指先で
Love is the switch
本当の気持ちを
Love is the switch
探り当ててごらん
何かが切り替わるはず

Love is the switch
言葉と裏腹に
Love is the switch
高鳴る鼓動
Love is the switch
愛してる証拠よ
吐息が漏れてしまう

体はいつも 嘘をつけなくて
求めてること
あなたは すべて お見通しね

You touch me
愛のスイッチを押させてあげるよ
知らない私が出て来る
肌を重ね(肌を重ね)
扉が今 開くよ

Love is the truth
私を抱きしめて
Love is the truth
隠した真実
Love is the truth
暴き出してごらん
答えは本能の中

心はいつも バリア張りながら
堅いふりして
傷つくことが怖かったの

Set me free
愛のスイッチを教えてくれたら
イケナイあなたもしあわせ
そうよ 人生は楽しくて
すべて忘れ(すべて忘れ)
感じるこの時間(とき)

You touch me
愛のスイッチを押させてあげるよ
知らない私が出て来る
見つめ合うよりもキスしよう
肌を重ね(肌を重ね)
扉が今 開く

Love is the swich
あなたの指先で
Love is the switch
本当の気持ちを
Love is the switch
探り当ててごらん
何かが切り替わるはず

Love is the swich
何かのきっかけで
Love is the swich
生まれ変わる
Love is the switch


28.あの頃のスニーカー

作詞:秋元康
作曲:五戸力

何年ぶりだろう?
懐かしい校舎
音の歪んだ
チャイムが鳴った

思い出の隣に
ブルーのプレハブ
渡り廊下も
今は工事中

グラウンドに
一人立って
手を広げ
目を閉じた

僕は まだ
青臭く
生きている
あの頃
履いていた
スニーカー
どんなものも
いつかは色褪せて
古びてしまうけど
僕には宝物

バイクは最近
売ってしまったよ
今日もここまで
歩いて来たんだ

チョーク投げられた
怖い先生が
職員室の窓で手を振る

欅の木に
耳を押し当て
風の音を
見つけた日

僕は 今
青春に
問いかける
あれから
履かなかったスニーカー
汚れるのか
絶対 許せずに
僕はどの道を
歩いて来たのだろう

僕は まだ
青臭く
生きている
あの頃
履いていた
スニーカー
どんなものも
いつかは色褪せて
古びてしまうけど
僕には宝物


29.AKB参上!

作詞:秋元康
作曲:山崎燿

生きてくことに
向いてなくて
退屈だった
夢を見るのは
傷つきそうで
面倒だった

何もしないで
風に吹かれ
砂になりたい
流す涙も
忘れていた
無気力な日々

ほら どこからか
拳を振り上げるような
声が聞こえて来たよ
叫びは
心のドアを叩くよ

我らがAKB
情熱MAX
いつか失った
emotion思い出せ!
行こうぜ!
我らがAKB
情熱MAX
体を駆け巡る
熱いこの血潮よ
未来を切り開け!

子どもの頃は
追われるより
追いかけていた
いつからだろう?
走るのを止め
歩いていたよ

いいことなんて
何もないと
下を向いてた
信じることに
疲れたのは
僕だけじゃない

今 立つここに
何かが突き上げるような
地鳴りを感じたんだ
誰かが
闘う瞬間(とき)を迎える

我らがAKB
団結48(フォーティエイト)
ずっとしまってた
あの夢を取り戻せ!
よっしゃー
我らがAKB
団結48
輝いているのは
落ちた汗じゃなくて
燃えてる魂さ

走り続けろ!
我らがAKB
情熱MAX
いつか失った
emotion思い出せ!
行こうぜ!
我らがAKB
情熱MAX
体を駆け巡る
熱いこの血潮よ
未来を切り開け!


30.ナミダの深呼吸

作詞:秋元康
作曲:横健介

人は誰でも生まれる時に 大声で泣く
長い人生 生きてく上で
一番大事なこと

つらいことや悲しいこと 一人で背負わないように
サーモスタット外して感情を出すんだ

cry for
ナミダの深呼吸 心すべて洗い流しなよ
人の目 気にせずに 声を上げて空っぽにしてごらん
そう まわりのやさしさが
AH 少しずつ染みてくるよ

そんな器用に生きられなくて 不安になるね
百の嘘よりたったひとつの 本当を手放せない

難しいことじゃないんだ カッコ悪く生きてみろよ
自分が弱いこと認めれば 平等さ

cry for
ナミダの深呼吸 嫌なことを体から出せよ
頬を伝う雫 止む頃にはまっさらになれるさ
ずっと見ている夢なら
そうさ 絶対にあきらめないで

cry for
ナミダの深呼吸

ナミダの深呼吸

cry for
どんなふしあわせも 明日はきっと乗り越えられるよ
ナミダ流した分 身も心も軽くなってるはずさ
我慢なんかしなくていい
泣きたいだけ泣けば 生まれ変われる


31.ミニスカートの妖精

作詞:秋元康
作曲:フジノタカフミ

望遠鏡 そっと覗いた夜空に
ビーズのような星の光よ
瞬く度に キラキラ眩しくて
ため息が出て来ちゃう

いつか 私も
宇宙の片隅で
誰より輝く日まで
このステージで踊る

ミニスカートで
妖精に変身して
オーデションを
受けてみよう
レッスンを頑張って
ミニスカートで
妖精に変身して
合格できたら
NEXT STAR

見上げれば こんな多くの星が
輝くことを待っているけど
その中でたったひとつの星に
私はなりたいの

奇跡のような
シンデレラストーリー
誰かにスカウトされて
デビューする夢見てた

ミニスカートで
憧れのアイドルに
つらいことが
あったとしても
絶対にあきらめない
ミニスカートで
憧れのアイドルに
歌って 踊るわ
NEXT STAR


32.目撃者

作詞:秋元康
作曲:伊藤心太郎

テレビのニュースで繰り返し伝えてた
一発の銃弾が正義 奪ったこと
平和を叫んだデモ隊の中で倒れた
勇気あるその人は 何を信じていたのか?

海の向こうの世界で
愛が壊れ始めてる
そこに流れた涙が
波になり近づく

僕たちは目撃者
決して 目を逸らしはしない
生々しい悲しみと
隠ぺいされた真実
僕たちは目撃者
悲劇を終わりにはしない
この胸に焼き付けて
時代の過ち 語り続ける
生き証人になろう

古びた教会 俯いた人々が
灯されたロウソクに祈り捧げている
我が子を亡くした母親は崩れるように
声もなく泣きながら 誰を責めているのだろう?

今日も世界のどこかで
愛が忘れられてゆく
遠いかすかな記憶は
微笑(ほほえみ)とぬくもり

ちっぽけな目撃者
取るに足らない存在でも
目の前の偽りを
見過ごすわけにゆかない
ちっぽけな目撃者
武器を持たない市民でも
道の上 寝転んで
愚かな国から自由を守る
怒りを思い出そう

僕たちは目撃者
決して 目を逸らしはしない
今 起きた出来事を
誰かにちゃんと伝えよう
僕たちは目撃者
悲劇を終わりにはしない
この痛み 残したい
歴史の1ページ 破ることなく
NOと言い続けよう


33.前人未踏

作詞:秋元康
作曲:若林充

ブンブンしてる室外機が
夏の夜に息を吐くよ
汗が流れ落ちる
都会のジャングル

あの日から探していたのは
恋の幻
この胸の地図に記された
その瞳がふいに消えた

ねえ
思い出だけじゃ
あなたへは辿り着けない
道に迷っているの
私一人で
愛の奥地 目指したけど
前人未踏

植物図鑑 載っていない
変な花が咲いているよ
上手く話せなかった
心の片隅

こんなにも求めているのは
キスの手掛かり
突然に行方くらました
理由くらい知っておきたい

もう
愛しさだけじゃ
あなたには追いつけないよ
過ぎる時間の中で
今も私は
GPS手にして彷徨ってる
ラビリンス

唇の湿度の高さは
何を求めてる?
サヨナラも言わず出て行った
あの部屋から過去も消えた

ねえ
思い出だけじゃ
あなたへは辿り着けない
道に迷っているの
私一人で
愛の奥地 目指したけど
前人未踏

そう
情熱だけじゃ
あなたから手ごたえないよ
夢はどこかへ消える
だけど私は
愛を今さら 引き返せず
ラビリンス


34.いびつな真珠

作詞:秋元康
作曲:俊龍

大事なものは
隠しておこう
誰かに きっと
盗まれるから

人の気持ちは
扉がなくて
手を伸ばしたら
いつでも届くよ

急に心のどこかに
何か足りなくなってる
無視してたあなたが
愛しい

いびつな真珠
輝いているのに
これが本物なんて気づかずに
見過ごしてた
どうせイミテーション
信じていなかった
紛れてたのは
確かに価値のある
愛の真実
パール

1秒前には
そこにあっても
目を離したら
どこにもないの

若さはいつも
落ち着きなくて
自分のものも
見失ってしまう

ぽっかり空いた心に
何を飾ればいいのか
愛してたあなたの
代わりに…

いびつな真珠
私のものなのに
これが運命なんてわからずに
ほっておいた
どうせ不良品
欲しくなんてなかった
無視してたけれど
いつかは夢に出る
愛の幻
パール

今さら 手に入れたくても
何もそこにはないのよ
ただひとつ 譲れない
宝よ

いびつな真珠
輝いているのに
これが本物なんて気づかずに
見過ごしてた
どうせイミテーション
信じていなかった
紛れてたのは
確かに価値のある
愛の真実
パール


35.憧れのポップスター

作詞:秋元康
作曲:大凪樹

夢の中で
私だけのために…

寝ても覚めても
顔が浮かぶ
麻疹みたいに
熱にうなされ…

今の私
どうかしてる
そうよ 本気で
恋したの

雲の上の
遠い存在
ため息が出ちゃう
眩しいその微笑

あなたはポップスター
一人占めはできない
みんなのLOVER
わかってるけど…
あなたはポップスター
ファンの一人でいいの
こっちを見てよ
CDジャケットの中
あなたがウインクしたようで…

ハイスクールで
憧れてた
アイスホッケーの
先輩以来よ

ライブの時は
最前列で
黄色い歓声
失神しそう

現実的な
ボーイフレンドより
声もルックスも
すべてが完璧なの

素敵なポップスター
そのしぐさがセクシー
みんながライバル
人気者なの
素敵なポップスター
トップテン入りした
ご機嫌ミュージック
いつかどこかで出逢って
あなたとつき合える気がする

あなたはポップスター
一人占めはできない
みんなのLOVER
わかってるけど…
あなたはポップスター
ファンの一人でいいの
こっちを見てよ
CDジャケットの中
あなたがウインクしたようで…


36.腕を組んで

作詞:秋元康
作曲:石川烈

夕暮れのポプラ並木は
枯葉の音で寂しくなる

右隣に
並ぶように
歩いても遅れる影

あなたと腕を
組みたいけれど
まだ気持ちが見えない
もしも誰かに
2人見られたら
困るのはあなたでしょう

街角のカップルたちは
何をきっかけに愛し合ったの?

切なくなるほど
好きな人が
こんなに近くにいるのに…

あなたと腕を
組みたいけれど
迷惑かもしれないし…
もしもやさしく
距離を置かれたら
悲しいのは私だから

腕を組みたい
あなたと2人
ぬくもりを感じたい
腕を組みたい
恋人のように
愛しさを確かめたい


37.炎上路線

作詞:秋元康
作曲:岡田実音

遠巻きに見てた あなたのこと
大好き過ぎて…
もし近寄ったら 夢中になる
わかっていたから

偶然 街で バッタリ逢って
立ち話して
携帯アドレス 交換した
運命の罠

会いたい 会えない でも会いたい
ねえ(ねえ)1秒でもいい
(時間作って)
指定された場所まで出かけてくわ
門限 破ってもいい

炎上(いきなり風が吹き抜け)
炎上(炎が広がるように)
私のすべてを燃やし尽くして
空っぽになる
炎上(ハートの奥を焦がして)
炎上(身体が熱く感じる)
あなたなしではもう生きて行けない
愛の炎上路線

大きな両手に抱かれてても
不安になるの
まるで底なし沼 嵌ったように
どんどん沈んでく

鏡に向かって微笑んでみても
ピエロの涙
何が欲しいのか 自分でさえも
不明の嵐

言えない 言いたい でも言えない
そう(そう)欲深すぎる
(もっと 愛して)
私一人だけ 見ていて欲しいの
視線を動かさないで

天井(息さえできないくらい)
天井(情熱の針が振れる)
あなたを思って ハートの目盛
MAXになる
天井(両足 爪の先から)
天井(頭の長い髪まで)
私はゾッコン もう引き返せない
愛は天井知らず

まさかこんなに炎上するなんてね
感情に驚いてる

炎上(いきなり風が吹き抜け)
炎上(炎が広がるように)
私のすべてを燃やし尽くして
空っぽになる
炎上(ハートの奥を焦がして)
炎上(身体が熱く感じる)
あなたなしではもう生きて行けない
愛の炎上路線

炎上
炎上


38.愛しさのアクセル

作詞:秋元康
作曲:野中”まさ”雄一

そんなやさしい眼差しで
見つめないで 私のことを…
だって わがまま言ったのは
誰か誰か わかってる

少し 素直になれたら
長い夜は続いたのに…
「ここで降りる」と呟いた
フリーウェイの道の端

胸の奥にチカチカ点滅してるハザード
あなたを試しても悲しいだけ
Haa〜!

愛しさのアクセルを
もっと 踏み込んでよ
思い出を振り切るスピードで…
愛しさのアクセルを
あなた 加減してる
これ以上 愛しちゃいけないと
どこかセーブするのは
嘘をつきたくないから

どんなさりげない言葉で
ドアを開けて 別れ告げても
そばを走って遠ざかる
車たちは気づいてる

きっと 本音は違うこと
ナビの先の未来の道
「じゃあね」なんてあっさりと
なぜになぜに言ったのか?

涙 滲む景色に真っ赤なテールライト
近くの料金所 歩き出そう
Haa〜!

切なさをUターン
ちょっと 振り返って…
今すぐにあなたが戻るような…
切なさをUターン
私 期待してる
さっきより 愛している事実
自分自身 気づいた
一度 出口を降りても…

愛しさのアクセルを
もっと 踏み込んでよ
思い出を振り切るスピードで…
愛しさのアクセルを
あなた 加減してる
これ以上 愛しちゃいけないと
どこかセーブするのは
嘘をつきたくないから


39.☆の向こう側

作詞:秋元康
作曲:井上ヨシマサ

心のどこかに
1つ ☆がある
運命の人
住んでいると教えられた

悲しい時には
天体望遠鏡
空に向けて
まだ見えない
愛を探す

遥か彼方
誰かが気がついてくれたら
時を超えて
いつかは辿り着く
光のメッセージ

間違いなく ここにいるよ
目を伏せてても
拒絶しているのじゃなく
不器用なだけ
間違いなく 待っているよ
忘れられても
偶然が
きっと 重なった時
あなたに逢えるはず

未来の自分は
どこにいるのでしょう?
しあわせそうに
暮らしてればいいのだけど…

5年後が見える
天体望遠鏡
覗く勇気
私にない
臆病もの

遠い孤独
空気も水も存在しない
深い闇に
いつしか横切った
希望の流れ星

いつまでだって ここにいるよ
不安になっても
絶望してるのじゃなく
夢は見てるよ
いつまでだって 信じてるよ
一人きりでも
昨日とは
まるで 違う自分に
明日は 生まれ変わる

間違いなく ここにいるよ
目を伏せてても
拒絶しているのじゃなく
不器用なだけ
間違いなく 待っているよ
忘れられても
偶然が
きっと 重なった時
あなたに逢えるはず

逢えるはず


40.サボテンとゴールドラッシュ

作詞:秋元康
作曲:多胡邦夫

Go working day and Night
Everybody got a sweat and tear

広い砂漠の真ん中で
金を探すのも楽じゃない
どんな地図もあてにならないし
退屈な大地は
どこを掘ればいいのだろう?

サボテンとゴールドラッシュ
夢たちが眠ってるよ
照りつける太陽の下 どしゃぶりの汗をかこう
がむしゃらに生きて行こう

何も変わらぬ日常は
見渡す限り 砂と岩
汗が染み込む土地じゃ禿鷹も
荒くれものたちだって
イラついているだろう

サボテンとゴールドラッシュ
誰もやらないことをやれ
賑わう街の近くには 大事なものは何もない
人混みから離れるんだ

サボテンとゴールドラッシュ
夢たちが眠ってるよ
照りつける太陽の下 どしゃぶりの汗をかこう
がむしゃらに生きて行こう


41.美しき者

作詞:秋元康
作曲:上田晃司

爪を立てて 躊躇しないで
跡をつけて 柔らかな肌
愛されてる 痛みが欲しい
あなたのものだとわからせて…

今 裸の私は
やさしさに傅くより
一夜の幻
栄華に溺れているがいい

この王国中で 一番
美しき者には
残酷な朝が来る
ああ その瞳の奥に 絹より
expensiveな
夢を与えようか

耳を噛んで 手加減しないで
キスの途中 一直線ね…
血を流すほど 強さが欲しい
現実なんだと教えてよ

もう 2度目の新月
プライドは地に落ちても
果てなき欲望
勝手に兵を進めるがいい

この王国中で 一番
大切なものとは
そう自堕落に生きること
ああ もし滅びるのなら 甘んじて
受け入れよう
愛は宿命(さだめ)なんだ

この王国中で 一番
美しき者には
残酷な朝が来る
ああ その瞳の奥に 絹より
expensiveな
夢を与えようか

この王国中で 一番
美しい女は
私以外に誰なんだ?
さあ 知っている者は 前に出よ
首を刎ねる
褒美 与えようか


42.アイヲクレ

作詞:秋元康
作曲:白戸祐輔

彼氏がいると言えずに
ここまで来てしまった
女は黙っていると
思わせぶりだね

ただ何となく
そばにいたかった
そんな自分にあきれる
ねえ 私って
そういけないね
あなたのことどうしよう?

愛したいと思っても I can't do I can't do
私はできない
抱かれたいと思うこと
頭の隅をかすめたみたい
Give me love
Give me love
アイヲクレ

彼女がいてもいなくても
私に関係ない
男はそういうものと
わかっているから

ただ少しだけ
スリル求めてた
そんな時ってあるでしょ?
ねえ あなただって
追いつめるなら
私をどうするつもり?

愛されてしまったら I will stop I will stop
それ以上 無理よ
つきあいたいなんてこと
100%ありえないけど
Give me love
Give me love
アイヲクレ

ただもう少し
帰りたくなくて
同じタクシー乗ったの
ねえ 部屋の前
期待させてる
何かが始まる?終わる?

愛したいと思っても I can't do I can't do
私はできない
抱かれたいと思うこと
頭の隅をかすめたみたい
Give me love
Give me love
アイヲクレ

Give me love
Give me love
アイヲクレ


43.摩天楼の距離

作詞:秋元康
作曲:小網準

走る長距離バス
目指すニューヨークシティ
窓の空の向こうに
何が待っているだろう

夢の踊り子が
生まれた町を飛び出すように
都会に 憧れた

摩天楼までその手 伸ばして
掴もうとしているものは
ブロードウェイのステージのスポットライト
どれだけの失望と涙を
引き換えにするつもりか
神様 彼女にご加護を…

朝のターミナルは
人の運の出し入れ
背中 丸めて帰る
未来 失った者

夢を詰め込んだ
トランクひとつ引きずりながら
手を翳し見上げる

摩天楼まで近すぎるから
その高さがわからないよ
届きそうで届かない 梯子を探して…
真っ白なTシャツや心を
嘘をついて汚さないで
神様 彼女にご慈悲を…

摩天楼までその手 伸ばして
掴もうとしているものは
ブロードウェイのステージのスポットライト
どれだけの失望と涙を
引き換えにするつもりか
神様 彼女にご加護を…


44.命の意味

作詞:秋元康
作曲:羽場仁志

生まれた朝を 覚えていない
最初の記憶は母の笑顔
知らないうちに 立って歩き
言葉を知って 愛も感じた

いつしか僕は大人になって
どこかへと向かっている
人混みに紛れ押し流されるように…

この命を与えられた意味
僕は何のために生きるのか?
今ここで 考えたいんだ
時間を無駄にしていないか?
やりたいこと やっているか?

終わりの夜に振り返るだろう
自分の人生 悔いはないか?
楽しいこととか悲しいこと
目を閉じた時 笑っているか?

それまで僕は前だけ向いて
ゴールへと歩いて行こう
誰もみな たった一つの道がある

この命を与えられた意味
僕が生まれて来た足跡
今ここで問いかけてみたい
大事な夢を持っているか?
次の朝を待っているか?

この命を与えられたのは
一生かけて何かするため
そう僕が 僕であるために
夢中になれる何かがある
やりたいこと やっているか?


45.I'm crying.

作詞:秋元康
作曲:春行

爪に光るバラバラの色が
きっと 大人は理解しない
ただ適当に好きな色
塗ってみただけ

だって ホントはどうでもいいの
退屈すぎておかしくなる
夜の街 出かけて
制服で釣る

出会いサイトの嘘も
もう飽きたし
そう チャライ男を
からかっても
まだ 朝じゃない

ただ
生きるのが
ちょっとメンドー
何もいらない
パパとかママとか
ウザいだけ
親友なんて
かったるいし
メル友だけで充分だし…
生きることに
向いてなくて
白けて来るし
「産んで」と 頼んでないし…
欲もないし…
馬鹿みたいだよね
エクステつけた 睫毛が濡れる
I'm crying.

みんな 何で 楽しそうなの?
何か無理しているんじゃないの?
しあわせってどういう味?
スースーするかな

愛に飢えてる? なんて聞かれて
どう答えたら笑ってくれる?
おじさんの娘は
お金いらないの?

そう
生きるって
かなりダルイね
夢は錯覚
努力をするって
向いてない
汗をかくのは
恥ずかしいし…
必死な感じは信じられない
生きることも
もうそろそろ
パスしたくなる
育ててくれた分は
返したでしょう
だから自由じゃん
強がりなんか言うわけないし…
I'm crying.

ただ
生きるのが
ちょっとメンドー
何もいらない
パパとかママとか
ウザいだけ
親友なんて
かったるいし
メル友だけで充分だし…
生きることに
向いてなくて
白けて来るし
「産んで」と 頼んでないし…
欲もないし…
馬鹿みたいだよね
エクステつけた睫毛が濡れる
I'm crying.
I'm crying.
I'm crying.
I'm crying.

We're crying.


46.ずっと ずっと

作詞:秋元康
作曲:俊龍

何がきっかけだっけ?
覚えてない
僕たちが
喧嘩した理由

2人 意地っ張りで
あやまらずに
口きかなかった

春に別れて
夏が過ぎ
もう 秋が限界だね
耐えられず
電話をして
僕の前に
君がいる

ずっと ずっと
そばにいたいよ
君のいない
世界は無意味
ずっと ずっと
そばにいたいよ
僕は やっと
気づいたんだ
愛に…

僕のこの人生
編集しよう
会えなかった
この7カ月

君も同じ気持ちで
待ってたなら
もったいなかった

春に悔やんで
夏に泣き
そう秋に決心したんだ
もしこれで
だめだったら
もう恋なんて
しないこと

きっと きっと
君だけなんだ
僕が愛せる
女性は一人
きっと きっと
君だけなんだ
僕の未来
必要な人
だから…

ずっと ずっと
そばにいたいよ
君のいない
世界は無意味
ずっと ずっと
そばにいたいよ
僕は やっと
気づいたんだ
愛に…


47.Pioneer

作詞:秋元康
作曲:野中”まさ”雄一

都会の片隅
蜃気楼みたいに
突然 あの日 生まれた
夢のfield

ジャージに着替えて
始めたレッスン
自分を切り拓いて
未来 耕した

誰も期待してない
22粒の種だった
いつかは一面
花咲く日が来るまで

We're the Team A!
pioneerよ
進め Team A
信じるんだ
さあ 自分に懸けろよ
失うものはない
We're the Team A!
pioneerよ
進め Team A
汗を流せ
今 すべてが始まる
あの頃の本気を
思い出そう
もう一度

誰もが無理だと
まわりで笑った
それでも7人だけが
見守ってくれた

後には引けない
やるしかなかった
泣いてる暇はないよ
努力が実を結ぶまで

雨や風に打たれて
強くなってゆくように
いつしか仲間は
ひとつになっていったよ

We're the Team A!
初のトライ
行けよ Team A
あきらめるな
さあ かたちにするんだ
プライドがあるよ
We're the Team A!
初のトライ
行けよ Team A
前を向いて
そう 意地でもやるんだ
これから来る者へ
成功の前例を

We're the Team A!
pioneerよ
進め Team A
信じるんだ
さあ 自分に懸けろよ
失うものはない
We're the Team A!
pioneerよ
進め Team A
汗を流せ
今 すべてが始まる
あの頃の本気を
思い出そう
もう一度


48.MARIA

作詞:秋元康
作曲:上杉洋史

MARIA MARIA MARIA
あなたの名を呼ばせてください

遥か地平線に
長い夜が明ける時
悪い夢から覚め
世界は生まれ変われるよ
いくつもの罪を
青い空が
許してくれる

人は誰でも
愚かな過去を
償える
明日があるよ

MARIA MARIA MARIA
後悔の涙
流すより先に
祈り捧げ
MARIA MARIA MARIA
あなたの名を呼ばせてください
もう一度

どんな荒れた土地も
ひとつの種 蒔けばいい
やがて芽を出したら
希望の実をつけるだろう
悲しみの雨も
天の恵み
見捨てはしない

人は誰にも
生きる力と
歩く道を
与えられて…

MARIA MARIA MARIA
弱い自分が
誘惑の森で
迷わぬように
MARIA MARIA MARIA
近くにいてお守りください
いつでも…

人は誰でも
信じることで
陽が昇る
今日という日

MARIA MARIA MARIA
後悔の涙
流すより先に
祈り捧げ
MARIA MARIA MARIA
あなたの名を呼ばせてください
もう一度


49.マンモス

作詞:秋元康
作曲:井上ヨシマサ

Yeah! Here we go!
We're mammoth.
We're mammoth.

アスファルトの大地に
鉄の獣が走るよ
コンクリの山超え
コンピューター制御の鳥たち

M・A・M・M・O・T・H
絶滅した
M・A・M・M・O・T・H
王者たち
M・A・M・M・O・T・H
憂いてる
M・A・M・M・O・T・H
この地球

魂よ 甦れ!
氷河の下から目を覚ませ!
本能で生きること
忘れた時代に 今 牙を剥け!
Mammoth!

心に眠ってた 遺伝子の中の強さ
環境が変わっても
誰よりしぶとく生き残れ

M・A・M・M・O・T・H
最強に
M・A・M・M・O・T・H
進化した
M・A・M・M・O・T・H
精神と
M・A・M・M・O・T・H
肉体さ

雄叫(おたけ)びを上げるんだ
愚かな人間 踏み潰せ!
理屈など通じない
弱肉強食 さあ 道を行け!
Mammoth

魂よ 甦れ!
氷河の下から目を覚ませ!
本能で生きること
忘れた時代に 今 牙を剥け!
雄叫(おたけ)びを上げるんだ
愚かな人間 踏み潰せ!
理屈など通じない
弱肉強食 さあ 道を行け!
Mammoth

We're mammoth.
We're mammoth.

今もどこかで生きてる
Mammoth!


50.最終ベルが鳴る

作詞:秋元康
作曲:八重樫ゆう一

夜更けの駅のホームで
片道切符握り
列車に乗り込む

生まれた街の灯りが
届かない先には
何が待つのだろう

夢のレール
チャンスは一度さ
希望のダイス 今 振ろう

最終ベルが鳴る (ふいに)
降りるならば 今だ
最終ベルが鳴る (ついに)
心の奥の声を聴け!
選ぶんだ (道を)
青春の行き先
迷いの中の光
答えを出すんだ ここで

何度も読み返したわ
トランクの中隠した
オーディションの報(しら)せ

親にも相談できずに
置手紙残して
家を飛び出した

夜の空に
見えない星たち
いつかはきっと 輝くだろう

未来のベルが鳴る (強く)
立ち止まれば 終わる
未来のベルが鳴る (近く)
中途半端じゃ進めない
決めるんだ (すぐに)
運命の誘いを…
もうすぐ走り出すよ
昨日とは違う自分

最終ベルが鳴る (ふいに)
降りるならば 今だ
最終ベルが鳴る (ついに)
心の奥の声を聴け!
選ぶんだ (道を)
青春の行き先
迷いの中の光
答えを出すんだ ここで


51.ボーイフレンドの作り方

作詞:秋元康
作曲:Rie

1!2!3!
1!2!3!

One さりげないメール
他愛ないことを送るの
Two 偶然装い 待ち伏せしてご挨拶

Three 仮病でお休み
お見舞いに来てくれるかな?
まだまだ 先は長い
ボーイフレンドの作り方

計画通りなんて
上手くいかないものね

恋の1!2!3!
本を読んでみたり
1!2!3!
誰かに聞いたり
そういう経験がまるでない
見栄っ張りよ
恋の1!2!3!
全部 受け売りなの
今日も レッスンしています
あなたと私のカリキュラム

One 電話には出ない
少し焦(じ)らさないとだめよ?
Two 不安にさせたら
大事なものに気づく

Three 久しぶりに会う
そのタイミングが重要
一気に盛り上がって
恋人まで持ち込みましょう

準備万端だけど
気持ちは読みきれない

恋のイ!ロ!ハ!
まずは 想像力
イ!ロ!ハ!
2人 イメージして
ああしてこうしてと都合いい嘘をつくの
恋のイ!ロ!ハ!
願い 叶う日まで
ずっと 自習しています
何だか切ないゼミナール

恋の1!2!3!
本を読んでみたり
1!2!3!
誰かに聞いたり
そういう経験がまるでない
見栄っ張りよ
恋の1!2!3!
全部 受け売りなの
今日も レッスンしています
あなたと私のカリキュラム


52.偉い人になりたくない

作詞:秋元康
作曲:辻純更

学校なんか毎日行っちゃいけません
勉強ばかりじゃだめになるよ

監獄みたいな教室
校則フェチの先生と模範囚たち

偉い人になりたくない
それより自由でいたいんだ
どんな答案用紙にも
本当(ほんと)の答えは書けやしない
頭空っぽになったら
心も軽くなる

会社なんかは 時々 休みましょう
仕事に励むと出世しちゃう

マニュアルマンセーの上司と
NOを言わない同僚はサイボーグさ

偉い人になりたくない
それより適当が一番
ある日突然気づくはず
窓の外にはきれいな空
期待なんかされなけりゃ 人生は楽しい

落ちこぼれよう(落ちこぼれよう)
僕は 君じゃない

自分らしさを見つけて
やりたいようにやればいいんだ

偉い人になりたくない
偉くない人になりたいよ
偉い人になりたくない
偉くない人になりたいよ
どんな難しい本にもリアルなしあわせ
書いてない

競い合うこと止(や)めたら
世界は平和になる


53.リターンマッチ

作詞:秋元康
作曲:上田晃司

真夏のホテルで
気づいたその眼差しは
椰子の木の木洩れ日みたいに
眩しかった

すぐ君とわかったよ この胸に残る痛みに
若すぎた2人には 手に負えなくて…

燃え上がろう 燃え上がろう
思い出の炎は消せないよ
忘れてない 忘れてない
目を閉じればあの日の君がいる
長すぎたあのバカンスに
キスまで上手になっていた

外したダイヤのピアスがモノローグ
あれからいくつの恋して来たのだろう

生意気な言い方も
髪をかきあげるしぐさも
愛おしい唇も AH-変わってない

高まろうぜ 高まろうぜ
情熱の鼓動に煽られて
抱きしめたい 抱きしめたい
時が過ぎて大人の君がいる
偶然がセッティングした
今夜の出会いは危ないね

ロマンスの残り火が
ジェラシーの風に吹かれて
この身体(からだ)少しずつ
飛び火して行く

燃え上がろう 燃え上がろう
思い出の炎は消せないよ
忘れてない 忘れてない
目を閉じればあの日の君がいる
もう一度 もう一度
巡り会ったその意味信じたい
今だったら 今だったら
見失った宿命(さだめ)がわかるはず
初めからやり直し
すべてを捨て去りリターンマッチ
初めての恋のように
夜明けが来るまでリターンマッチ


54.初恋泥棒

作詞:秋元康
作曲:吉田ゐさお

庭に咲いていた綺麗な花を摘むように
気づいたら 盗まれていたのよ
昨日は 確かに
胸のどこかにあったのに
起きたら ハートが見つからない

怪盗ルパン 鮮やかな手口
切なさが たぶん 唯一の手がかり
Yeah! Yeah! Yeah! Yeah!

あなたなんでしょう?
この犯人は…
自首しなさい
まだ 間に合うわ
初恋泥棒

頑丈な鍵をしっかり掛けてあったのに
どうやって 盗み出したのかしら
少年のようなその真っ直ぐな眼差しに
私は気を取られてたかも…

別件逮捕 取調べしましょう
クラスで一番 イケテル容疑よ
Yeah! Yeah! Yeah! Yeah!

あなたってことを
お見通しなの
この片想いを
償いなさい
ロマンス泥棒

あなたなんでしょう?
この犯人は…
自首しなさい
まだ 間に合うわ
初恋泥棒
初恋泥棒


55.ごめんね ジュエル

作詞:秋元康
作曲:成瀬英樹

離さない 離さない 君のこと
もう二度と離しはしない
会えなくて 会えなくて この胸が
切なさでいっぱいだった
ごめんね 僕のジュエル

オープンのカフェのいつものテーブル
「僕は待っている」と携帯にメッセージ
風の噂では 彼ができたなんて
落ち込みながら 一人きりの僕さ

もう一度 もう一度 接吻(くちづけ)を
思い出にしたくないんだ
悪いのは 君じゃない 失って
その大きさ 初めて知った
大事な 僕のジュエル

タクシーから降りる見慣れた夏服
木洩れ日の中でそっと手を振った
時計の針さえ 逆に回るように
あの日の午後がここに戻って来た

離さない 離さない 君のこと
もう二度と離しはしない
会えなくて 会えなくて この胸が
切なさでいっぱいだった
ごめんね 僕のジュエル

いきなり駆け寄り抱きしめたいけど
もう少し ここから 見つめていよう
涙が溢れて止まらないよ
君でなきゃだめなんだ
ゆっくりと近づく 永遠の人
WOW WOW WOW

離さない 離さない 腕の中
世界に一人しかいない
離さない 離さない 神様が
教えてくれた愛のすべて
輝く 僕のジュエル
ごめんね 僕のジュエル
君は 僕のジュエル


56.おしべとめしべと夜の蝶々

作詞:秋元康
作曲:宮島律子

内緒 今夜 会ったこと
誰にも話しちゃ だめよ
内緒 こんな所(とこ)に来て
これから何するの?

AH- 月灯りに
妖しく
AH- 雲がかかり
誘う
こっちへ来て
どういうつもり?
女の子の花園

隠し事は蜜の味
ねえ…
ねえ…
いけない約束
ぞくぞく
どきどき
するでしょ?
してるわ
危険な遊びね
ふいに見つめ合って
なぜ?
なぜ?
黙ってしまった
差し出す
その手を
重ねた
2人は
おしべめしべ 夜の蝶々

秘密 自分じゃないみたい
ママから怒られそうよ
秘密 どうでもいいじゃない?
今だけ 楽しみましょう

AH- 見たことない
花たち
AH- 甘酸っぱい
香り
焦らさないで
教えてあげる
女の子の花園

愛はいつも インモラル
ねえ…
ねえ…

近づく唇
だめだめ
いいでしょ?
いやいや
可愛い
一線を越えて
愛してしまったの
もう
もう
吐息が洩れるわ
熱いの
本能
怖いわ
委(ゆだ)ねて
おしべめしべ 夜の蝶々

「誰かに見られたら どうするの?」
「見せてあげましょ?」
「…私のこと、愛してる?」
「ふふっ…どうかしら…」
「ねえ、愛してる?」
「こっちへ来なさい」
「お姉ちゃま」
「よしよし、いい子ね…」

隠し事は蜜の味
ねえ…
ねえ…
いけない約束
ぞくぞく
どきどき
するでしょ?
してるわ
危険な遊びね
ふいに見つめ合って
なぜ?
なぜ?
黙ってしまった
差し出す
その手を
重ねた
2人は
おしべめしべ 夜の蝶々


57.16人姉妹の歌

作詞:秋元康
作曲:吉田ゐさお

「え〜、私がリーダーの
小林香菜でございます」
「おいっ!」
「いつからリーダーなんだよ?」
「えっ?
メンバー的に推されは、私でしょ?」
「干され?」「推され!」
「意味わかんないし…」
「話がまとまったところで」
「まとまってないし!」
「こんな感じのうちら
16人姉妹を紹介します」
「イ〜ハ〜!」

長女の恵はエロエロ姉さん
ゴールド水着で生活してます
次女の佳代ちゃんはサバを読む
年齢、体重、靴のサイズ

三女の才加は体育会系で
一番のおしゃれが
ジャージに割れた腹筋
四女の優子は女優なのに
宴会芸は似てないものまねと変な顔

五女の彩佳は休養明けで
八重歯がなければ
”キュラ”と呼べない
六女の明日香は
チャゲじゃありません
フレッシュなイメージも
あと僅か

七女の夏海は地味だけど
誰にもやさしいお人よし
八女の夏希は根が暗い
焼肉の炭
じっと眺めて独り言

九女の佐江ちゃんは元気者
みんなの元気が吸い取られる
十女の香菜ちゃんは大馬鹿で
漢字も英語も空気も読めません

十一女の有華ちゃんは
大阪生まれの
シンガーダンサーたこ焼き娘
十二女の智美は可愛い声で
舌ったらず頭たらず
私以下

「え〜、私が選抜の
佐藤夏希でございます」
「おいっ!」
「誰が選抜だって?」
「この曲の選抜でしょ、私?」
「意味わかんないし…」
「オチが決まったところで」
「落ちてないって!」
「一見、仲が悪そうですが、
実は、仲が悪い16人姉妹の
紹介が続きます」

十三女の薫はしっかり者で
早稲田のパパの遺伝子が
あるのにAKB
十四女の理沙ちゃんは
大人っぽくて
「あんた 本当に中学生」

十五女の恵令奈はこれぞアイドル
子どもと大人の間(はざま)に咲く花
末っ子の真奈美は ませたガキだ
可愛い顔で私を 見下ろしてる

「え〜、私が…」
「(間髪入れず)おいっ!」
「何で、私、色物チームに
入っちゃったんだろう?」
「うちら、メインユニットバスでしょ?」
「まあね‥って、
私たちは、お風呂かい!」
「そうそう…って、トイレも
一緒にある狭い風呂かい!」
「みんなもひとつ
賢くなったところで」
「おいっ!」
「うちら、16人姉妹なのに、
なぜ、全員、苗字が違うかと
申しますかと言うと…」

「やばいよ、このユニット、
完璧な箸休めだよ」
「…明日香ちゃん、初めはこ
のユニットに入ってたんでしょ?」
「秋Pが、「倉持には、まだ、
未来があるから」って…」
「じゃあ、私ら、過去完了形?」
「香菜が知ってる一番難しい言葉?」
「音と声と書いて、”音声” と読むんだよ!
みんな知ってた!?」


58.Stand up

作詞:秋元康
作曲:伊藤心太郎

さあ 立ち上がれ!
絶望のその谷底から
さあ 立ち上がれ!
傷ついた体を起こせよ!

I will
故郷のすべてが焼かれ 逃げ惑っても
I will
人々が赤い血流し 泣き叫んでも
I will
ミサイルが降り注ぎ 空を覆っても
I will
ソルジャーが国境越えてやって来ても

Stand up!
この国を捨てない
Stand up!
僕たちは生きる
Stand up!
真実は正義さ
Stand up!
僕たちは死なない

さあ 歩き出せ!
悲しみと涙の跡から
さあ 歩き出せ!
もう一度 姿を見せろよ

家族や友を守るために
自分が前に進むべきだ
煙と土埃の中で
道は明日へ続いている
見たことない旗が廃墟で
風に吹かれて翻(ひるがえ)っても
Don't cry!
Don't fly!
Don't lie!
I try!
僕の祈りが いつか届くまで

The lost world
I should go!
The lost world
I have to go!
The lost world
I wanna go!
The lost world

さあ 立ち上がれ!
争いや憎しみの中から
さあ 歩き出せ!
何度でも 太陽は昇る
さあ 立ち上がれ!
新しい光 浴びながら
さあ 歩き出せ!
逆境に負けたりはしない

Stand up!
世界を愛してる
Stand up!
今 何ができるか?
Stand up!
世界を愛してる
Stand up!
笑顔が戻るまで

さあ 立ち上がれ!
絶望のその谷底から
さあ 歩き出せ!
悲しみと涙の跡から
さあ 立ち上がれ!
傷ついた体を起こせよ!
さあ 歩き出せ!
もう一度 姿を見せろよ!


59.Coolgirl

作詞:秋元康
作曲:井上ヨシマサ

男の言うこと 信じないわ
見え隠れする二枚の舌
なりたい
Be a coolgirl!
なりたい
Be a coolgirl!

心を抱かれて 口説かれても
ダイアモンドは イミテーション
私(あたし)は
Be a coolgirl! 私(あたし)は
Be a coolgirl!

なんてったって 恋愛は
命がけのタイトロープ
感情だけで流されちゃ
怪我をしてしまうよ
Coolgirl!

情にほだされりゃ 思う壷さ
いつものその手 騙されない
あんたは
Oh Be my boy!
あんたは
Oh Be my boy!

そんなこっちゃ 人生は
破滅的なロードマップ
傷つくことは大事でも
学習して行くわ
Coolgirl!

冷静さ 装ってみたけど
愛しているのは
本当だから

なんてったって 恋愛は
命がけのタイトロープ
感情だけで流されちゃ
怪我をしてしまうよ きっと…
そんなこっちゃ 人生は
破滅的なロードマップ
傷つくことは大事でも
学習して行くわ
Coolgirl!


60.回遊魚のキャパシティ

作詞:秋元康
作曲:Gajin

夜の水族館は
人影も少なくて
青いライトに浮かぶ
水槽に立ち止まった

見たこともない魚たち
泳ぎ続ける宿命(さだめ)
愛がなくなると
生きられなくなる
私に似ているわ

あなただけが
キャパシティ
他の人は無理なの
一人しか
愛せないわ
あなただけが
キャパシティ
狭い世界
私は
限りなく愛し続ける
回遊魚

幻想的な窓は
知らない海の底ね
生き物たちは いつも
生まれた場所で生きる

進化している魚たち
悲しみを乗り越えて
環境に合った
愛し方なんて
私はできないわ

決められてる
キャパシティ
一途すぎる思いは
不器用な
追いかけ方
決められてる
キャパシティ
臆病だけど
私は
いつまでも休むことなく
愛おしい

あなただけが
キャパシティ
他の人は無理なの
一人しか
愛せないわ
あなただけが
キャパシティ
狭い世界
私は
このままで愛し続ける
回遊魚


61.会いに行こう

作詞:秋元康
作曲:中山聡

会いに行こう
いつの日にか
あなたの街へ
会いに行こう
バスに揺られ
思い出の道
迎えになんて来ないで
一人で行けるから

恋をするには
荷物が多すぎたね
やりたいことが
心からはみ出した

夢のいくつか
叶う時まで
別れを告げた
大切なもの
選びきれない
今の私

会いに行こう
この場所から
自分の足で
会いに行こう
サプライズで
きれいになって
あなたが誰かといたら
そのまま帰るから

後悔しない
生き方したかったの
手を伸ばすのは
今しかできないこと

あなた以上に
素敵な人は
いないと思う
流す涙は
笑顔の準備
教えられた

会いに行こう
いつの日にか
あなたの街へ
会いに行こう
バスに揺られ
思い出の道
迎えになんて来ないで
一人で行けるから

会いに行こう
この場所から
自分の足で
会いに行こう
サプライズで
きれいになって
あなたが誰かといたら
そのまま帰るから


62.シャムネコ

作詞:秋元康
作曲:渡辺拓也

どこからか ある日 やって来て勝手に
住みついたシャムネコさ
気高くて 愛想のない女王様
Yeah Yeah Yeah Yeah Yeah!

顔も毛並みも綺麗だけど
飼い主なんて見下ろす
そう自分が 世界の中心
ソファーの上の
シャムネコ

ちやほやされて来て
わがままなんだろう
性格悪いのは きっと トラウマ

野良猫と 私 違うわよ
家出して来たシャムネコさ
眼差しがそう言った
そんな気がした
Yeah Yeah Yeah Yeah Yeah!
可愛げがなくて 嫌われて
誰かに捨てられたのさ
生意気で ツンとしてる女王様
Yeah Yeah Yeah Yeah Yeah!

きっと 生まれは血統書付き
不幸な事情があるのさ
いつのまにか 猫だということ
忘れてるよね?
シャムネコ

本当(ほんと)は
誰よりさみしがりなのに
プライド高すぎて 素直じゃないよ

暖かい愛に飢えたって
痩せ我慢してるシャムネコさ
私たち そうどこか似てるのかな?
Yeah Yeah Yeah Yeah Yeah!
失った愛はつらいから
二度と懐かないのさ
いつか 強がって
この家を出てくのだろう
Yeah Yeah Yeah Yeah Yeah!

暖かい愛に飢えたって
痩せ我慢してるシャムネコさ
私たち そうどこか似てるのかな?
Yeah Yeah Yeah
Yeah Yeah!
失った愛はつらいから
二度と懐かないのさ
だけど なんとなく
そう あんた 嫌いじゃないよ
Yeah Yeah Yeah Yeah Yeah!


63.メロスの道

作詞:秋元康
作曲:太田美知彦

世界のどこか
君を待ってる
誰かがいるよ きっと…
神と交わした
その約束は
mission

君が生まれた
その意味を知る
出会いがあるよ いつか…
空のその下
夢を見ている
Unknown

耳を澄ませば聞こえる
声にならない叫びを…
選ばれた
君だから
すべてを捨てても…

急げ!
メロスの道
今すぐに
駆け出すんだ
君のことを
信じている
その人のために
急げ!
メロスの道
ゴールまで
遠くたって
弱音 吐くな!
あきらめるな!
走り続けろ!
命の限り

誰もがみんな
君は来ないと
思っているよ ずっと…
どれだけ 時間(とき)を
待っていたって
no chance

愛を忘れた
野次馬たちは
信じる者を笑う
そんな約束
守れやしない
impossible

「行かなくたっていいさ」と
悪魔が 傍で囁く
リタイアは
楽だけど
裏切れないだろう

君は
メロスになれ!
地を蹴って
風を切って
無我夢中で
走り抜けろ!
真実はひとつ
君は
メロスになれ!
疲れ果て
倒れたって
何回でも
起き上がれるよ
信じて待ってる
自分のために…

君は
メロスになれ!
地を蹴って
風を切って
無我夢中で
走り抜けろ!
真実はひとつ
君は
メロスになれ!
疲れ果て
倒れたって
何回でも
起き上がれよ
信じて待ってる
自分のために…


64.支え

作詞:秋元康
作曲:太田美知彦

出会ったのは
一昨年だった
同(おんな)じ夢を
目指す人たち

年齢も
住んでる街も
バラバラだった
十七人よ

馴染めずに
話もできず
孤独を感じた
数ヶ月
つらかった
あのレッスンを
共に過ごして
気づいた

仲間はいつだって
ここにいる
私は一人きりではないんだ
一緒に
あの星を見ている
みんながいること
支えだった

他の星
見つけて去った
彼女は 今も
心のメンバー

新しい
後輩も増えて
生まれ変わった
十六人よ

思うように
道を進めず
あきらめかけた日も
あったけど
夜明けまで
長電話して
励まし合って
わかった

仲間はいつだって
ここにいる
時にはケンカをしても変わらず
泣いたり
笑ったりしながら
友達以上の
支えだった

仲間はいつだって
ここにいる
私は一人きりではないんだ
一緒に
あの星を見ている
みんながいること
支えだった

仲間はいつだって
ここにいる
時にはケンカをしても変わらず
泣いたり
笑ったりしながら
友達以上の
支えだった

「以上、チームK16名」
「ありがとうございました」


65.掌(てのひら)

作詞:秋元康
作曲:青木真一

心のガラス窓に
夜露が流れ曇ってるよ
どれだけため息つき
朝まで君は悩んでたの?

生きてくことは
答えの出ない
問いかけ

僕は
君のために
何ができるだろう
伏せた瞳
涙の手前で
自分の掌(てのひら)
じっと 見つめて
こぼれる時間を知った

もやもやした気持ちも
両手で拭けば見えてくるよ
他人(ひと)とは比べないで
ホントに君がやりたいこと

今 この場所で
気づかなかった
生き甲斐

僕は
何度だって
話したいんだ
横を向いて
喧嘩してもいい
今日まで 一緒に
同じ道を来た
僕らは
仲間じゃないか

僕は
君のために
何ができるだろう
伏せた瞳
涙の手前で
自分の掌(てのひら)
じっと 見つめて
こぼれる時間を知った

人は
誰もみんな
生きる意味求め
想い悩み
立ち止まるけれど
一歩目 踏み出す
勇気あげるから
受け取って 掌の上


66.逆上がり

作詞:秋元康
作曲:吉田将樹

逆(さか)上がり
足で地面を蹴って
太陽がぐるりと回った

何年かぶりに来た校庭の隅に
懐かしいね この鉄棒
こんな低かったかな 腰の辺りなのに
あの頃は怖かった

蝉の声が思い出させる
夏の日の白いブラウスが汗ばんでいた

逆上がり
足で地面を蹴って
太陽がぐるりと回った
逆上がり
少し大人になって
風景が違って見えるよ

好きだった男の子 隣に並んで
ただ何度も 回ってたっけ
私だけできなくて 途中であきらめ
彼の背を眺めていた

指のまめと鉄の匂いが
初恋を教えようとして
くれてたのかな

逆上がり
風を感じる瞬間
放課後のチャイムが鳴ったね
逆上がり
ある日できていたのよ
偶然の”ぐるり”は一人で…

逆上がり
足で地面を蹴って
太陽がぐるりと回った
逆上がり
少し大人になって
風景が違って見えるよ

逆上がり
なぜか泣けて来るのよ
知らぬ間にちゃんと回れること
逆上がり
あの時の男の子
好きだとは言えなかったけれど…


67.否定のレクイエム

作詞:秋元康
作曲:RYO

それは 真っ青に
よく晴れた午後で
悲しみの微塵もない
5月だった

血相を変えて
教師が伝える
報せには
聞きなれない
不吉な言葉

窓の外 糸の切れた
風船がふわふわと浮かびながら
天へ続く
空を迷う

彼女が鳥になった日
誰かが泣き出し
現実 引き戻されて
心が震えた
彼女が鳥になった日
何かの間違い
私はただ首を振り
否定のレクイエム

あれから 時は
3年も流れ
この世にはいない友を
受け入れられた

彼女は きっと
自由を選んで
羽根広げ
海を渡る
夢の彼方

運命は風のように
しあわせとふしあわせ
一緒に運ぶ
神の道と
教えられた

彼女が遺したものは
命の尊さ
生きてるこの瞬間を
大事にすること
彼女が遺したものは
心の在り方
時々 空を見上げて
涙のレクイエム

彼女が鳥になった日
何かの間違い
私はただ首を振り
否定のレクイエム

彼女が遺したものは
命の尊さ
生きてるこの瞬間を
大事にすること
彼女が遺したものは
明日の青空
死んだらダメということ
否定のレクイエム


68.その汗は嘘をつかない

作詞:秋元康
作曲:小網準

今日から 衣替えして
半袖 白いシャツの制服
夏には まだ早いけど
陽射しは 大きな羽根広げる

野球部が目指すよ 甲子園
気合い入れてる
グラウンドの土埃

その汗は嘘をつかないよ
キラキラ光る真実
情熱は裏切ることないよ
本気なら 夢は叶う
努力の蕾は実るだろう
苦しんだ後 掴むだろう
真上の太陽が 君を見てるんだ

校舎の脇の水道
蛇口の水を一気に横飲み
ハンカチなんて使わず
泥んこユニフォームで拭った

一人きり 悩んだスランプも
梅雨が明ければ晴れ渡るよ 青い空

その汗は全力のしずく
本気の数だけ落ちる
やり切った後は気持ちいい
結果はどうであろうと…
自分が選んだ道なんだ
あきらめないでやり遂げよう
頑張った証拠に 君の灼けた肌

情熱の季節がやって来る
悔いを残さず この場所から走り出そう

その汗は嘘をつかないよ
キラキラ光る真実
情熱は裏切ることないよ
本気なら 夢は叶う
努力の蕾は実るだろう
苦しんだ後 掴むだろう
真上の太陽が 君を見てるんだ


69.エンドロール

作詞:秋元康
作曲:鮫島巧

壊れかけたジュークボックスから流れる
このリズム
あの人が好きだった
キューバの古いサルサ

Yeah!
誰かのシガー 甘いその残り香
煙はもうどこかへと逃げたのに
そこにいる

Miss you!
蒼ざめた月が窓から降り
悲しい色に
私を染める
サヨナラの手がかりもなく…
場末のバーで待っていたって
誰も来ないとわかってるけど
ここにしかいられないよ
時間(とき)の流れをかきまぜながら
天井のファン ゆっくり回り
涙を忘れさせようとする
恋の終わりは 一方的に
ある日 突然 行方不明よ
Yeah!Yeah! 愛しすぎて
No!No! 止まったまま
Yeah!Yeah! エンドロール

溶けた氷 汗をかいたグラスに
ミントの葉
思い出を飲み干せない
私は夢を見てる

Yeah!
カウンターには長いマッチと嘘
炎 まだこの胸の片隅で
燃えてるよ

Baby!
明けて来た夜が肩を叩き
手持無沙汰に
両腕 組んだ
ぬくもりが欲しいだけなのに…
いきなりドアが開いて
隣りに誰か座るなんて
ありえない

帰るには早すぎるよ
次のコインが見つからなくて
人生をもう 楽しめぬまま
孤独と静寂の中にいる
あきらめ方は知っているけど
いつかの愛を忘れられない
Yeah!Yeah! 切なすぎて
No!No! 終われないよ
Yeah!Yeah! エンドロール

Miss you!
蒼ざめた月が窓から降り
悲しい色に
私を染める
サヨナラの手がかりもなく…
場末のバーで待っていたって
誰も来ないとわかってるけど
ここにしかいられないよ
時間(とき)の流れをかきまぜながら
天井のファン ゆっくり回り
涙を忘れさせようとする
恋の終わりは 一方的に
ある日 突然 行方不明よ
Yeah!Yeah! 愛しすぎて
No!No! 止まったまま
Yeah!Yeah! エンドロール


70.わがままな流れ星

作詞:秋元康
作曲:坂下正俊

わがままな流れ星
もったいぶってる間に
わがままな流れ星
私の願いを叶えて

月にはうさぎが
いないんだ
水とか空気がないと
生きてはゆけない
この世に魔法が
ないことを
大人になったある日
気づいたショック

それでも なぜか
人はみんな
すがりたくなるよ
超能力を

「美人になれるように…」
こっそりとつぶやいたりして…
「賢くなれるように…」
めいっぱい
祈ってみたりして…
だって

偶然に流れ星
見間違いなんかじゃないよ
偶然に流れ星
千載一遇
チャンスだ

靴下 吊るした
クリスマス
サンタはパパだってこと
薄目でわかった
大人の事情で
作られた
いい子でいさせるための
洗脳教育

信じなくても
信じてても
やってみるくらい
損じゃないよね

「巨乳になれるように…」
友達には言えないことも…
「恋人できるように…」
手を合わせ
頼んでみたりして…
だから

わがままな流れ星
もったいぶってる間に
わがままな流れ星
私の願いを叶えて

「ママにだってなれるように…」
赤ちゃんを育ててみたい
「アカデミー賞貰えるように…」
図々しく
計画したりして…
よっしゃー

わがままな流れ星
願うには時間が足りない
わがままな流れ星
他力本願で
よろしく…


71.愛の色

作詞:秋元康
作曲:岡田実音

涙が止まらないよ
歩きながら溢れる
人混みに紛れても
この悲しみ 隠せない

賑わっていたスーパーで
あなたと彼女 見かけたの
楽しそうに
買い物する
腕を組む2人

愛は
何色 どんな色
AH-誰かの色
心は 今 揺れながら
プリズムのようなもの
もっと
信じてみたかった
AH-私の色
この世に
そう ひとつだけの
大事な愛の色

どこまで歩いたら
この涙は涸れるの?
街角のビルボード
しあわせそうなカップルたち

携帯に電話したけど
留守電だけが繰り返す
気づいてるの?
気づいてないの?
声を聞かせてよ

嘘は
何色 混ぜた色
AH-言葉の色
それでも まだ 鮮やかな
愛しさは可視光線
何も
見て見ぬふりすれば
AH-変わらぬ色
気持ちを
そう 染めてるのは
切ない愛の色

人の気持ちはいつも
急に 移ろいやすくて
赤 青 黄色
白か 黒 決めて
愛の上塗り(うわぬり)

愛は
何色 どんな色
AH-誰かの色
心は 今 揺れながら
プリズムのようなもの
もっと
信じてみたかった
AH-私の色
この世に
そう ひとつだけの
大事な愛の色

私の愛の色


72.抱きしめられたら

作詞:秋元康
作曲:近藤薫

ああ あなたのことを ただ 見つめるだけで
ああ 心が充たされて やさしい気持ちになるよ

ああ 真夏の夜は そう 恋の放射熱
ああ まだ昼間のキスが唇の上に残るよ

遠い花火 見えないのに 音だけ聞こえる
胸の奥に打ち上がった
あなたのすべて 愛しい

抱きしめられたら
一瞬で燃えて
灰になってしまうよ
このまま 私が消えたって
それでも構わない
あなたに触れずに化石になるより いっそ…

ああ そんなやさしく なぜ 微笑んでるの?
ああ さっきから何も 話しをしてくれない人

ああ どれだけ時を そう待つつもりなの?
ああ 立ち上がり その手を伸ばしてくれればいいのに…

今日のために着替えて来た
お気に入りの服
どこに脱げば蝶になれる
私は羽根を広げて…

抱きしめられたら
輝きながら
灰になるのでしょうか
生まれて 今日まで生きたこと
後悔しないから
大事な何かを守っているより いっそ…

低いソファー 並びながら 体もたれて
愛の重さ 感じるはず
私のすべて 両手で

抱きしめられたら
一瞬で燃えて
灰になってしまうよ
このまま 私が消えたって
それでも構わない
あなたに触れずに化石になるより いっそ…


73.虫のバラード

作詞:秋元康
作曲:多胡邦夫

俺は一人で
激しい雨の中
ずぶ濡れ
打たれてたかった
汚れた身体(からだ)と
醜い心を
洗い流そうとしてたんだ

こんな時代に
何を信じて
生きていったらいいのだろう
問いかけても
答えは出ない

傷つくことを
恐れてはいない
どんなにきつい
道のりも
ちっぽけな ちっぽけな俺は
前のめりに
たった一匹の虫になる

風に倒され
ぬかるんだ泥の中
がむしゃらに
這いつくばってた
きれいなものとは
汗とか涙が
洗い流してくれたもの

何が真実
何が偽り
頭の中で考えても
近道しちゃ
答えは出ない

死んでくことを
嘆いたりしない
どんなに長い
永遠も
不器用な 不器用な俺は
振り返らず
ただの ひたむきな虫になる

命の限り
無様でもいいさ
地べたで叫ぶ
魂よ
生きること 生きること 俺は
しがみつく

傷つくことを
恐れてはいない
どんなにきつい
道のりも
ちっぽけな ちっぽけな俺は
前のめりに
たった一匹の虫になる


74.フリしてマネして

作詞:秋元康
作曲:宮島律子

愛してるフリをして
抱きしめるマネだけして
本当に別れが来るなんて
悲しみの”まさか”

空車のタクシー並ぶ
真夜中の片隅で
あなたは少し離れ
道で(道で)途方に暮れてる

いつもの明日が来るなら
笑顔のまま帰れたわ
もう会えないなんて
息が(息が)できなくなった

愛してるフリをして
抱きしめるマネだけして
本当に別れが来るなんて
信じられないわ
愛してるフリをして
抱きしめるマネだけして
今日までの2人 嘘じゃないと
最後にKiss me!

酔った人たちの群れが
近くを通るその度
私を守るように
そっと(そっと)腕を引き寄せる

涙は我慢できたって
寂しさは耐えられない
帰らないって言ったら
あなた(あなた) 困っちゃうでしょう?

慰めるフリをして
引き留めるマネだけして
「今だっておまえが好きだよ」と
言い訳して欲しい
慰めるフリをして
引き留めるマネだけして
サヨナラを言うまでもう少し
やさしさの”まさか”

愛してるフリをして
抱きしめるマネだけして
本当に別れが来るなんて
信じられないわ
愛してるフリをして
抱きしめるマネだけして
今日までの2人 嘘じゃないと
最後に言って

サヨナラを言うまでもう少し
恋人のままで


75.海を渡れ!

作詞:秋元康
作曲:松田信男

コンパスで描く
半径しか知らない僕らは
ケージの中
社会のルールに
その翼を畳んだ
憐れな小鳥たち

本当に飛べるか
自信ない
生まれた時から ずっと
開け放たれた
窓の広さの
大空を眺めてた

海を渡れ!
本能が
叫んでるよ
勇気は夢見ること
海を渡れ!
水平線の彼方へ
自由はそこにある

与えられた餌
何も言えず啄(つい)ばむ僕らは
生かされてる
希望を持つには
その大きな代償
怖れぬ冒険者

僕らは飛べるよ
今すぐに
鍵なんか掛っていない
扉を開けて
羽ばたけばいい
太陽を目印に

風に乗って
新しい世界を見ろ!
過去など置いてくんだ
風に乗って
どこまでも飛んで行けよ
未来は先にある

僕らは無謀な
渡り鳥
GPSでは 追い切れない

海を渡れ!
本能が
叫んでるよ
勇気は夢見ること
海を渡れ!
水平線の彼方へ
自由はそこにある

風に乗って
新しい世界を見ろ!
過去など置いてくんだ
風に乗って
どこまでも飛んで行けよ
未来は先にある


76.街角のパーティー

作詞:秋元康
作曲:成瀬英樹

消火栓のコックを開いて ほとばしる水のダンス
ハーレムのように…
子どもたちが笑いはしゃいでるよ
びしょ濡れの天使

みんなを
しあわせにできるなら
いつでも喜んで
輪に入ろう
大人は
遠巻きに眉顰(ひそ)め
馬鹿げているって
何か言いたげだけれど…

世界中の街角で
パーティー始めればいいのに…
肌の色だって言葉の壁だって
宗教だって関係ないよ
愛を歌って踊ろう
これがホントの平和(ピース)

にらみ合って争うよりも さあ消火栓を開けて
シャワーの中で
言いたいこと 全部 吐き出せば
裸にもなるさ

どこかの
ニュースショーが取り上げる
真夏の微笑ましい
風物詩
大国の
軍事訓練なんかよりも
愛の抑止力
メッセージできる気がする

世界中の街角で
ハッピー広がってゆくはず
性別も年齢も
そんなのどうでもいい
WOW WOW 水をかけてかけられて
みんな同じ人間

世界中の街角で
パーティー始めればいいのに…
肌の色だって言葉の壁だって
宗教だって関係ないよ

世界中の街角で
ハッピー広がってゆくはず
性別も年齢も
そんなのどうでもいい
WOW WOW 水をかけてかけられて
みんな同じ人間

愛を歌って踊ろう
これがホントの平和(ピース)
これがホントの平和(ピース)


77.ファンレター

作詞:秋元康
作曲:BOUNCEBACK

初めて会ってから
3年の月日が過ぎ去って
あなたの目にはどんな私が
映っているのでしょう?

いつの日か話した夢は
どれくらい近づけたかな

どんな時も
あなたは微笑んで
何も言わず 見守ってくれた
どんな時も
木漏れ日のその下を
歩いて来た
やさしさに包まれて…

他人に見せられない
悔しさや孤独や悲しみに
落ち込んで救い求めて
華奢(きゃしゃ)な自信が折れていた

もう無理とあきらめかける
その度に届いたファンレター

あなたの声
私は聞きながら
ここまで来た
迷わなかった
あなたの声
遠い灯台の灯(ひ)よ
照らす日々に
生き方を導かれ…

あの夢へと続く
長く険しい道のり
今日の涙は
いつもあなたが
勇気を出せと
拭ってくれる
ずっと…

どんな時も
あなたは微笑んで
何も言わず 見守ってくれた
どんな時も
木漏れ日のその下を
歩いて来た
やさしさに包まれて…

今がある理由


78.不義理

作詞:秋元康
作曲:沼宮内真

写真 見てくれ
人を探してるんだ
この街にいるはず

事情があって
過去を消したように
名前も変えただろう

もう 何年も
会っていないよ
俺達
違う道を歩いた

不義理
心の棘が
チクチク痛い
奴が
蹴飛(けと)ばした建前に
あの時
何も言えずに
見送ったこと
後悔してるよ 今も

どうしてるだろう?
気にはなっていたけど
薄情な毎日

思い出さえも
チャラにしてしまうのか
あれから
消息不明

引くに引けない
意地を通して
出てった
友を止められなくて…

不義理
もし 会えたら
聞かせてくれよ
人は
許すことができるか
自分のその過ちを
時が過ぎても
忘れちゃいけないしこり

不義理
心の棘が
チクチク痛い
友を
守ることができずに
今日まで
蓋するように
義理を欠いてた
あやまらなきゃいけない


79.ハンパなイケメン

作詞:秋元康
作曲:MASAHIKO

連れて行かれたクラブは
場違いだね 私
嘘っぽいインテリアに
怪しげなLED

AH-
友達のようになんて
遊び方が
わからない

ハンパなイケメン
ムカついて来る
親しげに 肩を
抱きやがる
一昨日(おととい)おいで
馴れ馴れしいよ
女なら
よそを当たりなよ
時間の無駄
スルーするぜ!

人の欲望 かき分け
出口の方へ向う
モデルとかセレブたちは
住む世界 違う

AH-
笑顔も会話も 全部
作りものに
見えて来る

ハンパなイケメン
殴りたくなる
薄っぺらな嘘を
つきやがる
どんな女も
落とせるなんて
その自信
鼻を折ってやる
馬鹿馬鹿しい
スルーするぜ!

ハンパなイケメン
ムカついて来る
親しげに 肩を
抱きやがる
一昨日おいで
馴れ馴れしいよ
女なら
よそを当たりなよ
時間の無駄
「もう 帰るよ」


80.To be continued.

作詞:秋元康
作曲:井上ヨシマサ

今日が終わる頃
どんな一日か
夕陽の背中に思う
やりたかったことを
すべてできたわけじゃないさ
何かを夢に残して夜になる

川は流れている
人は歩き続けてる
水面(みなも)に映る星の数ほどの
生きてる意味を思い知るよ

明日(あした)
やりたいことをひとつ
心に決めて
僕の
目標にできたなら
きっと 何も迷ったりせずに
まっすぐに歩いてゆける
その足跡
焦ることないよ
振り返れば
今日は今日でよかったのさ

あれもできなくて
これもできなくて
今日の短かさを嘆く
できなかったことを
指折り数えてみるより
心にメモを残して朝を待て!

月は欠けて来てる
街は眠り続けてる
未来の鐘が鳴り響く時に
目覚めた意味に気づくはずさ

夜明け
白(しら)み始めた空は
まだ空っぽで
ここに
どれだけの夢を見て
僕は”自分がすべきこと”を
思いきり描けるだろう
タイムリミット
できるかぎり
頑張ったって
過去に残す荷物はある

明日(あした)
やりたいことをひとつ
心に決めて
僕の
目標にできたなら
きっと 何も迷ったりせずに
まっすぐに歩いてゆける
その足跡
焦ることないよ
振り返れば
今日は今日でよかったのさ

To be continued.


81.檸檬の年頃

作詞:秋元康
作曲:すみだしんや

教室の窓辺は 陽射しの砂時計
あなたを待っている時間が影になる
グラウンドを走るユニフォーム姿を
カーテンに隠れて 切なく眺めてた

青い檸檬 ひとつ
掌で包んで
あげたいの
そう 私のすべて
青い檸檬 そっと
若すぎる果実は
もどかしい この年頃

寂しげなチャイムが ボールを止めた時
あなたが一瞬だけ こっちを見たようで…
ときめきの鼓動に気づかれたくなくて
窓辺から離れた 夕陽の片想い

恋は檸檬みたい
まっすぐに行けない
遠まわり
ほら 歪なかたち
恋は檸檬みたい
甘酸っぱい香りは
不器用な この年頃

青い檸檬 ひとつ
掌で包んで
あげたいの
そう 私のすべて
青い檸檬 そっと
若すぎる果実は
もどかしい この年頃


82.RESET

作詞:秋元康
作曲:俊龍

ねえ 君は
覚えてるだろうか?
慣れて来てしまった
あのステージ

そう メンバー
気づいていなかった
恵まれたまわりに
甘えてたあの頃さ

目の前には
いつも 沢山
見守る人がいて
仲間たちが
支え合った
抜け出せない
生ぬるい水

風を入れろ!
チームよ、目を覚ませ!
今の場所で立ち上がれ!
風を入れろ!
今日からは 新しい
OH- われらがチームK

そう 君は
戸惑っただろうが
突然のシャッフルは
この日のためさ

さあ ここで
言いたいことを言え!
ぶつかった分だけ
磨かれてゆくだろう

築き上げた
歴史なんか
振り返る暇はない
夢はいつも
未来にある
RESETして
また 振り出しへ

気合い入れろ!
チームよ 汗をかけ!
ゼロに戻って がむしゃらに
気合い入れろ!
力を見せつけよう
OH- われらがチームK

風を入れろ!
チームよ 勝負だぜ
誰も見たことないパフォーマンス
風を入れろ!
今日からは 生まれ変わった
OH- われらがチームK


83.洗濯物たち

作詞:秋元康
作曲:平沢敦士

日向の庭先
ピンと張ったそのロープに
色とりどりの
濡れた洗濯物
きれいに並べながら干した

春めいた風が
ゆっくりと 今 吹き抜けて
小さな国の
旗を揺らしてる
休日の過ごし方

両手 伸ばして
腰を伸ばして
縮んだ自分
元に戻そう

白いシーツのように
ここで 一息をついて
肩の力を抜けば
明日までには
私も まっさら

この洗濯機を
何度 回せば終わるかな?
一週間に
貯めたいろんなこと
ポンと放り込んで待つよ

昔の童謡
何となく 口ずさみながら
少し汚れた
シャツや靴下を
洗ったら気も晴れる

パンパンと叩いて
慣れたこの手で
心のしわを
すべて伸ばそう

白いシーツのように
だらり そこに身をまかせ
そのうちすべて乾くまで
一晩 寝れば
私も まっさら

白いシーツのように
ここで 一息をついて
肩の力を抜けば
明日までには
私も まっさら


84.彼女になれますか?

作詞:秋元康
作曲:野中”まさ”雄一

まさか こんな日が来るなんて 思わなかった
憧れてた先輩から ふいに声を掛けられた

私の名前 知ってたこと びっくりしちゃう
「バスケットのインターハイ 応援に来て」と…

まわりの友達が
囃し立てるよ ヒューヒュー

私は
あなたの彼女になれますか?
図々しい質問ですが 聞かせて欲しい
これから
あなたの彼女になれますか?
夢見がちな性格なので 教えて欲しい
ダメならダメと(ダメならダメと)
心の準備させてください

だって ライバルが多いから 信じられない
one of them ただの遊びだったら悲しいね…

試合の日には 他の誰か 呼んでないかな
あの噂のチアリーダー ちょっと気になっちゃう
困ってるその顔も
カッコよすぎるわ ヒューヒュー

あなたに
お弁当作っていいですか?
早起きして作っていいか 答えて欲しい
私が
お弁当作っていいですか?
調子に乗るO型なので 叱って欲しい
嫌なら嫌と(嫌なら嫌と)
はっきり首を振ってください

チャンスに攻めないと
悔いが残るから ヒューヒュー

私は
あなたの彼女になれますか?
図々しい質問ですが 聞かせて欲しい
これから
あなたの彼女になれますか?
夢見がちな性格なので 教えて欲しい
ダメならダメと(ダメならダメと)
心の準備させてください


85.ウッホウッホホ

作詞:秋元康
作曲:Jupiter

おいで おいで 淋しい人よ
落ち込んでたってしょうがないぜ
みんな みんな いろいろあるさ
一緒に歌って盛り上がろう

嫌なことは 腹の底から
風船の中に吐き出そう
いっぱい いっぱい 膨らんで来たら
針で突いてパンと割っちゃおう

凹んでるのは 君だけじゃない
誰もが通る試練の道
さあ 今夜はハメ外そうぜ

ウッホウッホホ 雄叫び上げて
僕たちを誰も止められない
ウッホウッホホ 拳上げて Yeah!Yeah!Yeah!
暗い空気 吹き飛ばそう Yeah!Yeah!Yeah!

誰かと誰か 喧嘩していたら
間に入って握手させよう
どんな どんな こんがらがっても
糸をほぐして元に戻そう

大変なのは 君だけじゃない
生きてりゃ 角も立つだろう
さあ 頭を空っぽにしちゃおうぜ

ウッホウッホホ 大声で騒ぎ
僕たちは前へ進んで行く
ウッホウッホホ 足 踏み鳴らし Yeah!Yeah!Yeah!
小さなこと 気にするなよ Yeah!Yeah!Yeah!

ウッホ ウッホ ウッホ このエネルギーを
ウッホ ウッホ ウッホ 力に変えて
ウッホ ウッホ ウッホ 火の玉みたいに
ウッホ ウッホ ウッホ ひとつになれ!

ウッホウッホホ 雄叫び上げて
僕たちを誰も止められない
ウッホウッホホ 拳上げて Yeah!Yeah!Yeah!
暗い空気 吹き飛ばそう Yeah!Yeah!Yeah!

ウッホ ウッホ ウッホ この一体感を
ウッホ ウッホ ウッホ 神輿にして
ウッホ ウッホ ウッホ 地響きのように
ウッホ ウッホ ウッホ 練り歩こう


86.制服レジスタンス

作詞:秋元康
作曲:伊藤心太郎

スカートをウェストで
5センチ折って
短く穿いた分
自由になりたい

グロスを塗りながら
白けているのは
楽しいことなんか
何にもないから

どこかで携帯の着メロ鳴って
誰かから 遊びのお誘い
つるんでいるのも
かったるい

私は
制服を着たレジスタンス
大人に抵抗し続ける
孤独な
制服を着たレジスタンス
あれダメ! これダメ! 息苦しい
聞き分けいい子なんて
なれやしない

睫毛のエクステと
ネイルで武装して
誰かの説教を
ガン無視している

やりたいことなんか
あるわけないしね
学校に行ったって
意味なんてないし…

卒業したらどうなるんだろう?
親たちは興味なさそうだし…
毎日 昼まで
眠るだけ

私が
制服を脱いでしまったら
抵抗するものがなくなる
心も
制服を脱いでしまったら
歯向かう相手が見つからない
みんなと同じように
大人サイド

何かに拗ねたような眼差し
目の前のものがみなダサい
ルールにうんざり
未成年

私は
制服を着たレジスタンス
大人に抵抗し続ける
孤独な
制服を着たレジスタンス
あれダメ! これダメ! 息苦しい
聞き分けいい子なんて
なれやしない


87.奇跡は間に合わない

作詞:秋元康
作曲:宮島律子

風色バス停
君を待っていたって
絶対 来ないと
わかっていた僕さ

小高い丘の上
忘れ物のようなベンチ
帽子が飛ばされて
あれから ずっと探してた

奇跡は間に合わないだろう
愛しさは いつだってせっかちなものさ
バスを何台 やり過ごせば
運命が追いつくの?
未来の恋人

ときめく理由が
急に スピード上げて
心のカーブを
近づいて来たんだ

緑の木々たちに
見つめられているようで
何だか落ち着かない
2人が恋する確率

奇跡は間に合わないだろう
純愛は そんなうまく行かないものさ
最終バスに乗れなくても
いつまでも ここで待つ
僕だけ恋人

奇跡は間に合わないだろう
愛しさは いつだってせっかちなものさ
バスを何台 やり過ごせば
運命が追いつくの?
未来の恋人


88.逆転王子様

作詞:秋元康
作曲:尾飛良幸

誰にも会わせたりしない
写真も見せたりしない
電話で話すのもNG
私だけの秘密
嘘だと言われても結構
存在しなくて結構
信じてくれなくてもOK
架空の彼氏でいいわ

小さな見栄なんて張らない
大きな真実は
ときめく胸の奥

逆転王子様
見た目は悪いけど
中身は誠実で
素敵よ
逆転王子様
背だって高くないけど
誰よりやさしくて
最高
私の王子様

絶対 紹介したりしない
名前も教えたりしない
みんなでご飯なんて ノーサンキュー
ママにだって内緒
カワイソがられたって結構
本気にしなくて結構
ほっといてちょうだい エブリバディ!
妄想で構わないわ

恥ずかしいからとかじゃない
あまりにラブラブで
もったいないからよ

能ある王子様
爪さえ隠してる
髪の毛ボサボサで
セクシー
能ある王子様
ファッション イケてないけど
何より大らかで
大好き
私の王子様

逆転王子様
見た目は悪いけど
中身は誠実で
素敵よ
逆転王子様
背だって高くないけど
誰よりやさしくて
最高
私の王子様


89.明日のためにキスを

作詞:秋元康
作曲:酒井ミキオ

明日のためにキスを
もう一度しよう

Yeah! I will kiss you again! WOW WOW WOW
Yeah! Oh! For tomorrow! Yeah! Yeah!

ねえ! 頷いて!
そう! 今日の日よりも
愛し合えるように
さあ 腕の中 今 抱きしめながら
君と約束をしたいんだ

アスファルトの上 2人の影が
ひとつになって止まる
時計

明日のためにキスを
甘く 長い メッセージ
どんな言葉も きっと 無力になるよ
明日のためにキスを
世界中の恋人よ
忘れられない愛を
唇に残そう

Yeah! I will hold you tight! WOW WOW WOW
Yeah! Cause miss you! Yeah! Yeah! Yeah!

もう 照れないで
今 大事なことは
これからの記憶
さあ 僕たちは ずっと 手探りをして
ハートに真珠を探そう

誰が見てても構うことない
寂しさ埋めるものは
未来

声に出さずに歌おう
君と僕のセレナーデ
夢の中でも きっと 出会えるように…
声に出さずに歌おう
一番好きなその人に
思い出したい愛を
唇で伝えよう

陽はまた昇り 空は着替えて
新しい朝が来る
2人

明日のためにキスを
甘く 長い メッセージ
どんな言葉も きっと 無力になるよ
明日のためにキスを
世界中の恋人よ
忘れられない愛を
唇に残そう

Yeah! I will kiss you again! WOW WOW WOW
Yeah! Oh! For tomorrow! Yeah! Yeah!


90.心の端のソファー

作詞:秋元康
作曲:カワノミチオ・有馬詩乃

あなたの瞳の伏せ方で
この胸に風が吹くように
Oh 何かがあったと伝わって来るよ
悲しみの雲

もしも夕立に降られたら
小さな傘しかなくたって
Oh 2人で一緒に肩寄せ合って
濡れながら行こう
そう 何とかなるから

Ah- 人生
そんな日もたまにはあるよ
晴れの日ばかりじゃない

朝までつき合うよ
眠れない夜には
何も話さなくたって
誰かがそばにいるといい
心の端のソファーに

私が彼に振られた時
ピスタチオ ずっと食べながら
Oh 涙が乾くまで聞いてくれて
楽になったよ

悲しみの雨は順番に
誰かの真上から降り始め
Oh 心配した人が迎えに来るよ
1人じゃないんだ
さあ 一緒に帰ろう

Ah- いつもと
変わらない馬鹿話して
そのうち 雨も上がる

とことんつき合うよ
落ち込んだ夜には
私にできることは
やさしい言葉掛けるより
あなたのソファーにいること

朝までつき合うよ
眠れない夜には
何も話さなくたって
誰かがそばにいるといい
心の端のソファーに


91.毒蜘蛛

作詞:秋元康
作曲:篤永猛彦

肩ひもが落ちている
白い肌の上に
悪い指が
触れた瞬間
愛に刺される

麻痺させるポイゾンが
血液を巡り
部屋の景色
ぐにゃりと歪み
崩れるように…

首にしがみついて
寄せる唇
何を求めればいい?
長い夜

少女の終わり
あっけないもの
聞いてたのと違う
少女の終わり
一瞬の夢
目が覚めてわかったわ
そう あなた まるで
毒蜘蛛

気をつけていたはずが
囁きに浮かれ
腕の中で
しあわせだった
永遠の時

天井 見上げていた
あなたに抱かれ
何をどうすればいいの?
その後で

大人になった
思い出なのに
何も覚えていない
大人になった
経験なのに
ロマンスは行き止まり
そう 男なんて
毒蜘蛛

誰か刺さなければ
生きて行けない
それが男なんだって
学んだわ

少女の終わり
あっけないもの
聞いてたのと違う
少女の終わり
一瞬の夢
目が覚めてわかったわ
蜘蛛に刺された
小さな傷が
少女を女にするわ
蜘蛛に刺された
そのポイゾンが
美しくする秘薬
そう 私 変えた
毒蜘蛛


92.オケラ

作詞:秋元康
作曲:春行

ギラギラのネオンのラメが
夜のメイクをして
怪しげなこのエリアを着飾っている
黒人のセキュリティーが店のエントランスで
ボディチェックしながら下品に笑ってた

彼がいるの
中で待ってるわ
ごめん あんた
タイプじゃない
他を当たって…

愛のギャンブル 賭けたくて
伸るか反るかでやって来た
私 覚えているかって
一言 聞きたいの
(I can bet, you can bet on me so, Gamble love)
どんな風に答えるか?
過去のすべてをBETするわ
負けたら オケラだよ

カウンターに凭れたゲイが
誰よりイケメンで
がっついた女たちががっかりしている
人生の収支なんか合うわけがなくても
はみ出した分だけは 楽しめたかもね

彼がいたわ
美女をはべらせて
たぶん 何も
気づいてない
キスを奢って…

愛の残高 教えてよ
あの日 抱かれたツケがある
私を 忘れていたって
一発 殴らせろ
(You can tell, I can tell you how much Love is left)
どんな風に答えても
悪い夢なんか チャラでいい
ハートは オケラだよ

彼はいない
彼じゃなかったわ
似てたけれど
人違いね
他を当たるわ

愛のギャンブル 賭けたくて
伸るか反るかでやって来た
私 覚えているかって
一言 聞きたいの
(I can bet, you can bet on me so, Gamble love)
どんな風に答えるか?
過去のすべてをBETするわ
負けたら オケラだよ


93.ホワイトデーには…

作詞:秋元康
作曲:俊龍

教室は
私 一人きり
日曜の午後

大好きな
彼の席に着き
うっとり中

手渡せなかった
チョコレートは
ママから教わった
片想いレシピ

ホワイトデーには…
何か 起きるのかな
あげてないのに
虫がよすぎるよね
ホワイトデーには…
私の気持ちが
なぜだか 通じちゃったりして…
…なんてね

女の子は
いつも いい方に
考えるもの

偶然に
想い 想われて
結ばれたいし…

きっと 来年も
渡せないよ
言葉を湯せんして
愛を混ぜたチョコ

ハートのテレパシー
キャッチできるのかな
O・ヘンリーの
小説みたいにね
ハートのテレパシー
図々しいのは
もちろん わかっているけど…
…なんてね

ホワイトデーには…
何か ソワソワして
期待しちゃうよ
愛のサプライズを…
ホワイトデーには
根拠はないけど
今から 上手くゆく気がする
…なんてね



暫存1