45.夜風の仕業
作詞:秋元康
作曲:島崎貴光
オレンジ色の三日月が
空の端っこで拗ねているみたい
電話くらいできなかったの?
あなたが憎たらしい
ずっと 待ってたのに…
今日は 仕事が忙しいことなんて
私にだってわかっているけど
一人きりのアスファルトは 足音が寂しすぎて
空き缶のひとつ蹴りたくなる
泣きたくなるほど
あなたに逢いたい
今すぐ この空を飛んで行きたい
どうして こんなに好きになったんだろう?
本気になるつもりはなかった
夜風の仕業
雲がかかった三日月が
ずっとあの場所で待ちぼうけしてる
星がそばにいくつあっても
あなたじゃなきゃだめなの
たった ひとつの星
児童公園のシーソーに腰かけ
着信履歴を何度も眺めて
私だけが恋の比重 重すぎて傾いてる
ねえ メールくらい頂戴よ
泣きたくなるほど
あなたに逢いたい
今いる その場所へ呼んで欲しいの
どこかへ寄り道したい気分なのよ
1人の部屋に帰りたくない
夜風の仕業
どれだけ待ったら
あなたに逢えるの?
このまま 夜明けまでここにいようか?
どうして こんなにムキになってるんだろ?
明日になればまた逢えるのに…
帰りたくない
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