43.百日紅(サルスベリ)
作詞:小高芳太朗
作曲:小高芳太朗
どれだけ切り裂かれても 感情を伝うこの血は
誰にも見えないから いつしか慣れてしまうだろう
心さえ殺せば 皮一枚で笑える
鮮やかなこの悲しみよ、鮮やかに紅く染まれ
朝が来てまた夜が来て
いつか忘れてしまわないように
机の内側に貼り付けたその言葉は
誰にも見せてはいけない
ここでまだ生きていたいなら
広すぎるこの部屋 独りで今日も凍える
鮮やかなこの悲しみよ、鮮やかに紅く染まれ
朝が来てまた夜が来て
いつか壊れてしまわないように
夏が終わり冬が過ぎて百日の向こうで
鮮やかなこの悲しみよ、鮮やかに紅く染まれ
朝が来てまた夜が来て
いつか何処かで花咲けるように
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