17.灰空
作詞:小高芳太朗
作曲:小高芳太朗
思い出したのは 走りつづける僕の背景の青い空
信じきっていた 疑うはずもないと思った青い空
いつからもうこの目には映らなくなっていたのかな
この目から泪がこぼれて 何もかもぼやけて見えた
それが空を隠してくれるのをただ僕は待つばかり
青い空はもう色を失っていた
今こうやってみて空は青いようでやっぱり灰色だった
今となってはどんな風に青く見えていたのか解からなくなった
もう何も見たくないと そう思っていたその時に
何処からか夜がやってきて 僕から色をさらっていった
闇が空を隠してくれた もう僕は何も見ないですむ
もう何も見えない そう思って見上げた夜空に
今まで気付かなかった数の星が瞬いていた
僕の中で何かが少し変わりだした そんな気がした
空も青く見える気がした 気付いたら泪は止まっていた
明けてく空に色がつきだした
きっとすぐに青い空が僕のこの目に映るだろう
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