23.桜日和
作詞:小高芳太朗
作曲:小高芳太朗
春の陽はあったかくて
眠くなるような懐かしい匂いがした
今日僕らは旅に出る
期待と不安と少し寂しさと
大人になるって事は諦めるって事じゃない
格好悪くてもそうやって僕らは
夢を見て歌を歌い笑いながら
息つく暇もない日々が過ぎて
いつか穏やかに思い出すだろう
花咲き陽の当たるこの道を
どれだけ離れても
たとえ君が月まで行こうとも
僕らはこの小さな場所から始まった
誇りに思うよ
気を抜けば崩れてしまいそうな小さなプライドを
ちっぽけなこの手に握り締めて僕らは
夢を見て歌を歌い笑いながら
失くしたり手にしたり歩いていく
何故か今涙が止まらないのは
悲しい訳じゃない
春のせいさ
夢を見て歌を歌い笑いながら
息つく暇もない日々が過ぎて
いつか穏やかに抱き締めるだろう
僕らが生きていたその日々を
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