暫存

八代亜紀 暫存專輯

56.港町ブルース

作詞:深津武志・補作詞:なかにし礼
作曲:猪俣公章

背のびして見る海峡を
今日も汽笛が遠ざかる
あなたにあげた
夜をかえして
港 港 函館 通り雨

流す涙で割る酒は
だました男の味がする
あなたの影を
ひきずりながら
港 宮古 釜石 気仙沼

出船 入船 別れ船
あなた乗せない帰り船
うしろ姿も他人のそら似
港 三崎 焼津に御前崎

別れりゃ三月待ちわびる
女心のやるせなさ
明日はいらない 今夜が欲しい
港 高知 高松 八幡浜

呼んでとどかぬ人の名を
こぼれた酒と指で書く
海に涙のあゝ愚痴ばかり
港 別府 長崎 枕崎

女心の残り火は
燃えて身をやく桜島
ここは鹿児島旅路の果てか
港 港町ブルースよ