17.日本海
作詞:阿久悠
作曲:大野克夫
雨降りだらけの映画のように
すべてがぼやけて行くのです
窓の右手に日本海 海は灰色 雨まじり
あなたとくらした青山裏の
部屋に小鳥をおいてます
窓の右手に日本海 荒れた舟小屋 岩のかげ
すべてが子供の遊びと知って
心がつめたくなるのです
窓の右手に日本海
岬はずれの浮灯台(うきとうだい)
煙草をはさんだマニキュアの指
他人のものかと思えます
窓の右手に日本海
浜で凪待つ舟二つ
出雲の神さま
呼んでるような
ポスター見つめて泣いてます
窓の右手に日本海 松がやせてる岩の上
温泉あたりで
のんびりしたら
手紙を書く気も起こります
窓の右手に日本海
屋根のかわらが変ります
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