11.北のふるさと
作詞:いではく
作曲:遠藤実
桜だよりが北へ向けば
白い大地が静かに動きはじめる
おやじ今頃ストーブの
側で語らず酒酌む日々か
せめて想いを夜汽車にのせたい
あゝ わがふるさとへ
陽ざしまぶしく土も黒く
春が萌え立つやさしさ遠くに見える
友よ元気か嫁さんも
おれもなんとか暮らしているさ
今度行ったらふたりで飲もうか
あゝ わがふるさとで
雪どけ水が川にあふれ
花のつぼみや木の芽が日毎ふくらむ
おやじ口には出さないが
涙にじんだ おふくろ便り
おれの帰りを待ってるらしいと
あゝ わがふるさとよ
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