星の夜の脈の音の

nano.RIPE 星の夜の脈の音の專輯

11.細胞キオク

作詞:きみコ
作曲:きみコ

時間が後ろへ流されてく
手を振る間もなく流されてく
あの子の匈いが薄れてゆく
赤い目をこすった まだ眠りたくない

夢を見るたびオトナになる
大事なものから零れてくの?

もしも明日目が覺める頃
すべて忘れてしまうとしても
爪で搔いた傷跡も
いつかは消えてしまうとしても
ぼくの細胞のヒトツが
ずっと覺えてるから

明日は今日より笑えるかな
もっと遠くへと拔け出せるかな
あの子は一緒に來てくれるかな
赤い目をこすった
もう眠らなくちゃ

夢の中でもフタリでいよう
大事なものなら零れないよね?
もしも明日目が覺める頃
すべて忘れてしまうとしても
爪で搔いた傷跡も
いつかは消えてしまうとしても
明日目が覺める頃
あの子がトナリに居てくれたら
夢の最後になんとなく
繫いだ溫度がそこにあったら
ぼくの細胞のヒトツが
ずっと忘れないから
ぼくの細胞ヒトツヒトツが
きみを覺えてるから

忘れないから