鳳翼麟瞳

陰陽座 鳳翼麟瞳專輯

7.面影

作詞:黑貓
作曲:招鬼
編曲:瞬火·陰陽座

皆紅(みなぐれない)の衣(きぬ)を濡らした
別れ路(じ)の狹霧(さぎり)
手向(たむ)けの花は白き山查子(さんざし)
冥(くら)き途(みち)を逝(ゆ)く
今も忘れぬその聲を聞き定(さだ)む
狂おしく爪を嚙み碎いて
さざめく時の葉は 色褪(いろあ)せ
葉わぬ戀に散る 剎那(せつな)に
二度とは逢えぬ運命(さだめ)と
煩(わずら)う胸を灼(や)き 明(さや)かに
鮮(あざ)やぐ紅い花 紊(みだ)れて
哀れなこの身を嗤(わら)う

盡きせぬ淚渴く間もなし
彼(か)の岸に紕(まよ)い
加羅(きゃら)の香りに搖れる顏(かんばせ)
遠き夢に消(き)ゆ
夢寐(むび)に戰慄(わなな)く
この腕を搔(か)き毟(むし)る
流れる血を咒い乍(なが)ら
さざめく時の葉は 色褪(いろあ)せ
葉わぬ戀に散る 剎那(せつな)に
二度とは逢えぬ運命(さだめ)と
煩(わずら)う胸を灼(や)き 明(さや)かに
鮮(あざ)やぐ紅い花 紊(みだ)れて
哀れなこの身を嗤(わら)う

皆紅(みなぐれない)の衣(きぬ)に映(うつ)ろう
在(あ)りし日の姿
亡き人の影空(むな)しく散りて
觸れる事も無く
さざめく時の葉は 色褪(いろあ)せ
葉わぬ戀に散る 剎那(せつな)に
二度とは逢えぬ運命(さだめ)と
煩(わずら)う胸を灼(や)き 明(さや)かに
鮮(あざ)やぐ紅い花 紊(みだ)れて
哀れなこの身を嗤(わら)う

やがてこの身を枯らすまで