6.飛頭蠻
作詞:瞬火
作曲:瞬火
編曲:瞬火·陰陽座
涸(か)れた心に宵闇(よいやみ)
樣になるのは戀時雨(こいしぐれ)
嗚呼(ああ) 今宵はぢっと待ってみょうわや
吳(く)れた假文(けもん)行方は
哀れ廁(かわや)の涅(くり)の中
嗚呼(ああ) 未練の污物塗(まみ)れ
間拔け面した出涸(でが)らし男
昨夜限りで袂(たもと)分ち
蒸(む)れた番(つがい)の芋蟲
邪魔になるのは蟬時雨(せみしぐれ)
嗚呼(ああ) 此(こ)の儘(まま)
廓(くるわ)通いしょうかの
そんな場合じゃありゃしねえ
儂(わし)のかかあは何處(どこ)行った
嗚呼(ああ) 散々泣き暮らす
甲斐性なしの兵六玉(ひょうろくだま)よ
疾(と)うにあたしは他(あだ)し男と 西へ
胴からもげた旦那の頸(くび)が
或(あ)る日ちょこなんと垣根でにたり
挑みかかるや裾(すそ)からもぐり
癪(しゃく)に障(さ)わって直(す)ぐ蹴り飛ばし
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