6.陽炎忍法帖
作詞:瞬火
作曲:瞬火
編曲:陰陽座
終わりなき破戒(はかい)の咎(とが)
棕櫚(すろ)に污泥(おでい)を塗りたくる
伽藍堂(がらんどう)の苑(その)には
噎(むせ)ぶ聲が轟(とどろ)く
其(そ)れは慚死(ざんし)の思いと
此(これ)は讒毀(ざんき)の報いと
彼(あれ)は陽炎(かぎろい)の剎那(せつな)に
澱(よど)みゆく只(ただ)一片(ひとひら)の靨(えくぼ)
陽炎忍法(かげろうにんぽう)
心無き所業(しょぎょう)の果て
揃(そろ)い集う罪人(つみびと)ども
鶯(うぐいす)に啼く聲は
黑き冥府(めいふ)に吞(の)まれ
其れは慚死の思いと
此は讒毀の報いと
彼は陽炎の剎那に
沈みゆく只一片の靨
陽炎忍法
其れは慚死の思いと
此は讒毀の報いと
彼は陽炎の剎那に
崩れゆく只一片の靨
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