ミズカネ

藍坊主 ミズカネ專輯

2.ラストソング

作詞:佐々木健太
作曲:佐々木健太

なぜ、こんな苦しみや悲しみが、
世界中に充滿しているんだろうって、
絕望の真っ最中にいるあなたは、
きっと思ってるんだろう。
決して長續きしない幸福感、
安定なんて知ることのない安心感、
のぼったかと思えばすぐに崩れる、
何が素晴らしい世界だって。

綠は茂り、空は青く晴れ、
線を引いたような飛行機雲が走り、
まるで僕らだけ取り殘され、
空白を漂っている。
君に、君に、君に、伝えたい。
君に、君に、君に、歌いたい。

ハロ一ハロ一ハロ一ハロ一、ハロ一悲しみに、
ハロ一ハロ一ハロ一ハロ一、さよならはできない。

昔讀んだ本の中に書いてあった、
世界中がみんな幸せになったら、
同時に全員が不幸になるだろうって、
隙間の無い部屋みたいに。
がっしり固まったコンクリ一トと、
決して固まらない川のせせらぎ、
あなたの心はどっちを選ぶ?
どっちを美しいと思う?

君と、君と、君と、話したい。
君の、君の、君の、心と。
ハロ一ハロ一ハロ一ハロ一、ハロ一悲しみに、
ハロ一ハロ一ハロ一ハロ一、
さよならしちゃいけない。

人間の感性はとてもあ いまいさ、
都會を風切る高級車なんかより、
田舍を走る輕トラックの方が、
僕には豊かに見える。
悲しみはとても悲しいけれど、
絕望は僕らが生きてるから、
あの海を青いと思えるから、
それが豊かさだろう。
君は、君は、君は、どうですか?
君は、君は、君は、どうだろう。

ハロ一ハロ一ハロ一ハロ一、ハロ一悲しみに、
ハロ一ハロ一ハロ一ハロ一、さよならをするな。
ハロ一ハロ一ハロ一ハロ一