12.名前の無い色
作詞:籐森真一
作曲:籐森真一
泣ける映畫が見たい時
本當は笑いたいことに氣付く
お笑い番組が見たい時
本當は泣きたいことに氣付く
ため迂んでいた想いは
胸と喉を行ったり來たりして
ある時、淚に變わって
僕の頰をゆっくり伝った
そんな時、ふと思う
「自分」という繪を描いてみようと
感情の種類を數えたら
100色入りでも足りないだろう
名前の付いてない色で
真ん中を塗り潰してみた
名前がついてその色が
死んでしまうその前に
「誰も愛してくれないかも」と
「ありのままを受け入れたい」の
間で氣付く、どっちにしろ
悲しみの數は變わらないこと
たった一枚のキャンバスにこぼれた淚が
花の形になるかもしれない
間違えを探しながら
必死にそれを描き直そうとする
正解が見えてないのに、
間違えが分かるのはなぜ
「自分」という大きな繪は
消去法なんかじゃ描けない
笑われても讓れない
信じる力、一つだけ
もっと自分のために淚を
流していいんだと僕は思う
名前の無い色のために
流していいんだと僕は思う
たった一枚のキャンバスにこぼれた淚が
花の形になるかもしれない
たった一枚のキャンバスにこぼれた淚が
花の形になるかもしれない
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