唄人羽 小さなゴール 歌詞

暫存

唄人羽 暫存專輯

17.小さなゴール

作詞:安岡信一
作曲:本多哲郎

小さな頃から勉強嫌いで
休みの日には限ってサッカーばかり
口笛吹いて仲間集めて
近くの空き地に作った小さなゴール

結局あの頃 曖昧に見た空は
無邪気な僕の手のひらでは 何もつかめずに
今じゃ後ろ指さされながら 風にゆだねている
夢を描いたサッカー選手 大空高く蹴り上げるよ
錆びた思い出話にすがる僕をのせて

淋しくなかないさ これからだってきっと
僕しか描けない居場所があるはずだから
夢中だった季節は時間も忘れて
知らない間につけたすり傷ばかり

冷たい風が体すりぬけ
放課後5時に見つけた小さな世界
僕らは汚れたサッカーボール持って
抱えきれない楽しさでいっぱいだった

今じゃポケットに両手入れて
同じ場所にたたずんでいる
いつか消えたすり傷の跡が
今頃になって痛みだした
だけど進むよ溢れる涙そっと流して

言い訳なんてしないさ 無理だと言われたって
誰にも譲れない居場所を作ってみせるよ
僕らは汚れたサッカーボール持って
抱えきれない楽しさでいっぱいだった

今じゃポケットに両手入れて
同じ場所にたたずんでいる
みんなで作った小さなゴール
きれいな革靴で蹴り入れるよ
錆びた思い出話にすがる僕らのせて

淋しくなんかないさ これからだってきっと
僕しか描けない居場所があるはずだから