11.星が解けて
作詞:朝水彼方
作曲:梶浦由記
遊ぶ子供達 光を浴びていた
夢を追い越して 僕は進む
淋しいとか 嬉しいとか そのすべては
君がいれば違う
悲しみが悲しみじゃないみたいに
星が解けて 心解けて 君へ流れる
ゆっくり恋に 近づいているよ
ここにひとつ 願いひとつ 空から降りて
そっと胸に抱きしめた
抱きしめた
君に会うために 電車を待っていた
向こうのホームに あの日の僕が
誰の事も信じない 弱い背中
風のようにさらってゆく
過去行きのその電車 見送ったら
星が解けて 涙解けて 川は流れる
ゆっくり雲が 動いてゆくよ
そしてどこへ どこへゆこう 心に聞けば
君を連れて 虹の向こうへ ゆくという
星屑も 人々も 旅を続けるだろう
一人ずつ その運命(ひと)に 出会えるように
星が解けて 心解けて 君へ流れる
ゆっくり夏が 近づいているよ
君とひとつ 同じ願い 胸に秘めて
たどり着いた 改札口で
僕はそっと
君のことを
抱きしめた
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