2.秘密の地下室は死の香り
作曲·編曲:六弦A助
「誰も私の大事な寶物を知りませぬ
其れは秘密の小さな筐の中に在るのです」
此はとても滑稽でしょう?
男達は甘い噓で夢を見せて虜にして、、、
まあ、何て素敵。
ほんの少し演じるだけ。
主導權は男達に在ると思わせてあげましょう。
首輪を召して。
時に弱いフリをしましょう (彼を虜にする秘訣)
案じさせて惹き付けたら、淚見せましょう。
他の誰かに獲られぬ為に…。
此も一つの生き方でしょう?
本氣になりさえしなければ良い。
愛は語るだけ、其れで良い。
熱くなればほら、失うから、また。
愛されるだけの愛で良い。
──あの彼は貿易商。今はいない貿易商。
少しくらいなら好きだったかしら。
知らない世界の事 彼は話してくれた
其れは夢見たような異國の物語
──彼は私の寶でした。
やがて彼を奪う影 地下で肉を切り刻んで
血にまみれてまた獨り
あのね、せめて私を殺して…。
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