6.満月の夕
作詞:中川敬・山口洋
作曲:中川敬・山口洋
風が吹く港の方から
焼け跡を包む様におどす風
悲しくて全てを笑う 乾く冬の夕(ゆうべ)
夕暮れが悲しみの街を包む
見渡すながめに言葉もなく
行くあてのない怒りだけが
胸をあつくする
※ヤサホーヤ 唄がきこえる 眠らずに朝まで踊る
ヤサホーヤ 焚火を囲む 吐く息の白さが踊る
解き放て 生命(いのち)で笑え 満月の夕※
(※くり返し)
声のない叫びは煙となり
風に吹かれ空へと舞い上がる
言葉にいったい何の意味がある 乾く冬の夕
飼い主をなくした柴が
同胞とじゃれながら車道を往く
解き放たれ すべてを笑う 乾く冬の夕
(※くり返し)
解き放て 生命で笑え 満月の夕
解き放て 生命で笑え 満月の夕
|