芹洋子ベストセレクション2007

芹洋子 芹洋子ベストセレクション2007歌詞
1.四季の歌

作詞:荒木とよひさ
作曲:荒木とよひさ

春を愛する人は 心清き人
すみれの花のような
僕の友だち

夏を愛する人は 心強き人
岩をくだく波のような
僕の父親

秋を愛する人は 心深き人
愛を語るハイネのような
僕の恋人

冬を愛する人は 心広き人
根雪をとかす大地のような
僕の母親

ランララララ…


2.牧歌~その夏~

作詞:木庭しげる
作曲:寺島尚彦

夏がうれしくて
森はさわいでいるけれど
秋が通りすぎれば 花は散ってしまう
花の悲しみに 森が気がついたときには
風は冷たく 森をふるわせているだろう
想い出だけが 残るなら
見わたす空は 広すぎる

あの日なにげなく
貴方がほほえみかけたのは
今になれば別れの言葉のかわりだった
恋の苦しみに胸が傷ついたときには
遠い旅に貴方は出かけてしまっていた
想い出だけが 残るなら
見わたす空は 広すぎる
想い出だけが 残るなら
見わたす空は 広すぎる
想い出だけが 残るなら
見わたす空は 広すぎる


3.愛の国から幸福へ


4.赤い花白い花

作詞:中林三恵
作曲:中林三恵

赤い花つんであの人にあげよ
あの人の髪に
この花さしてあげよ
赤い花赤い花
あの人の髪に
咲いてゆれるだろう
お陽さまのように

白い花つんであの人にあげよ
あの人の胸に
この花さしてあげよ
白い花白い花
あの人の胸に
咲いてゆれるだろう
お月さんのように

赤い花ゆれるあの娘の髪に
やさしい人の
ほほえみにゆれる
白い花ゆれる
あの人の胸に
いとしい人の
口づけにゆれる
口づけにゆれる


5.旅にでたい


6.坊がつる讃歌

作詞:神尾明正・訳詞松本征夫
作曲:竹山仙史

人みな花に酔うときも
残雪(ざんせつ) 恋し 山に入り
涙をながす 山男
雪解(ゆきげ)の水に 春を知る

ミヤマキリシマ 咲き誇り
山くれないに 大船(たいせん)の
峰を仰ぎて 山男
花の情を 知る者ぞ

四面(しめん)山なる 坊がつる
夏はキャンプの 火を囲み
夜空を仰ぐ 山男
無我を悟るは この時ぞ

出湯の窓に 夜霧来て
せせらぎに寝る 山宿に
一夜(ひとや)を憩う 山男
星を仰ぎて 明日を待つ

石楠花谷の三俣山
花を散らしつ篠分けて
湯沢に下る山男
メランコリーを知るや君

深山紅葉に初時雨
暮雨滝の水音を
み聞くは山男
もののあわれを知る頃ぞ

町の乙女等思いつつ
尾根の処女雪蹴立てつつ
久住に立つや山男
浩然の気は云いがたし

白銀の峰思いつつ
今宵湯宿に身を寄せつ
斗志に燃ゆる山男
夢に九重の雪を蹴る

三俣の尾根に霧飛びて
平治に厚き雲は来ぬ
峰を仰ぎて山男
今草原の草に伏す


7.花ぐるま


8.12の誕生日に


9.愛のおくりもの


10.古都の旅


11.北国湖愁


12.おもいでのアルバム


13.しあわせのうた


14.旅立ちの日に

作詞:小嶋登
作曲:坂本浩美

白い光の中に 山なみは萌えて
遥かな空の果てまでも 君は飛び立つ
限り無く青い空に 心ふるわせ
自由を駆ける鳥よ ふり返ることもせず
勇気を翼にこめて 希望の風にのり
このひろい大空に 夢をたくして

懐かしい友の声 ふとよみがえる
意味もないいさかいに 泣いたあのとき
心かよったうれしさに 抱き合った日よ
みんなすぎたけれど 思いで強く抱いて
勇気を翼にこめて 希望の風にのり
このひろい大空に 夢をたくして

いま 別れのとき
飛び立とう 未来信じて
弾む若い力信じて
このひろい
このひろい 大空に

いま 別れのとき
飛び立とう 未来信じて
弾む若い力信じて
このひろい
このひろい 大空に


15.夜明けのうた


16.リンゴの唄

作詞:サトウ ハチロー
作曲:萬城 目正

赤いリンゴに くちびる寄せて
だまって見ている 青い空
リンゴは何にも いわないけれど
リンゴの気持ちは よくわかる
リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ

あの娘よい子だ 気立てのよい娘
リンゴによく似た 可愛いい娘
どなたがいったか うれしいうわさ
軽いクシャミも トンデ出る
リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ

朝のあいさつ 夕べの別れ
いとしいリンゴに ささやけば
言葉は出さずに 小くびをまげて
あすもまたネと 夢見顔
リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ

歌いましょうか リンゴの歌を
二人で歌えば なお楽し
皆なで歌えば なおなおうれし
リンゴの気持ちを 伝えよか
リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ


17.あざみの歌


18.月の沙漠

作詞:加藤まさを
作曲:佐々木すぐる

月の沙漠を はるばると
旅のらくだが 行きました
金と銀との くらおいて
二つならんで 行きました

金のくらには 銀のかめ
銀のくらには 金のかめ
二つのかめは それぞれに
ひもでむすんで ありました

先のくらには 王子さま
あとのくらには お姫さま
乗った二人は おそろいの
白い上衣を 着てました

広い沙漠を ひとすじに
二人はどこへ 行くのでしょう
おぼろにけぶる 月の夜を
対のらくだは とぼとぼと

砂丘を越えて 行きました
だまって越えて 行きました


19.マリモの唄

作詞:岩瀬ひろし
作曲:八洲秀章

水面(みなも)をわたる 風さみし
阿寒の山の湖に
浮かぶマリモよ なに思う
マリモよマリモ 緑のマリモ

晴れれば浮かぶ 水の上
曇れば沈む 水の底
恋は悲しと 嘆きあう
マリモよマリモ 涙のマリモ

アイヌの村に いまもなお
悲しくのこる ロマンスを
歌うマリモの 影さみし
マリモよマリモ 緑のマリモ


20.七里ヶ浜の哀歌


21.赤い靴


22.どこかで春が

作詞:百田宗治
作曲:草川信

どこかで春が
生まれてる
どこかで水が
ながれ出す

どこかで雲雀(ひばり)が
啼(な)いている
どこかで芽の出る
音がする

山の三月(さんがつ)
東風(こち)吹いて
どこかで春が
生まれてる

山の三月(さんがつ)
東風(こち)吹いて
どこかで春が
生まれてる


23.花の街

作詞:江間章子
作曲:團伊玖磨

七色の谷を越えて
流れて行く 風のリボン
輪になって 輪になって
かけて行ったよ
春よ春よと かけて行ったよ

美しい海を見たよ
あふれていた 花の街よ
輪になって 輪になって
踊っていたよ
春よ春よと 踊っていたよ

すみれ色してた窓で
泣いていたよ 街の角で
輪になって 輪になって
春の夕暮れ
一人さびしく 泣いていたよ


24.バラが咲いた


25.みかんの花咲く丘

作詞:加藤省吾
作曲:海沼実

みかんの花が 咲いている
思い出の道 丘の道
はるかに見える 青い海
お船が遠く 霞んでる

黒い煙を はきながら
お船はどこへ 行くのでしょう
波に揺られて 島のかげ
汽笛がぼうと 鳴りました

何時(いつ)か来た丘 母さんと
一緒に眺めた あの島よ
今日もひとりで 見ていると
やさしい母さん 思われる


26.夏は来ぬ

作詞:佐々木信綱
作曲:小山作之助

卯(う)の花の、におう垣根(かきね)に
ほととぎす 早(はや)も来啼(きな)きて
忍音(しのびね)もらす 夏は来(き)ぬ

五月雨(さみだれ)の 注ぐ山田に
早乙女(さおとめ)が 裳裾(もすそ)濡らして
玉苗植(たまなえう)うる 夏は来(き)ぬ

橘(たちばな)の 薫(かお)る軒場(のきば)の
窓近く 螢とびかい
おこたり諌(いさ)むる 夏は来ぬ


27.ゆりかごの歌

作詞:北原白秋
作曲:草川信

ゆりかごの 歌を
カナリヤが 歌うよ
ねんねこ ねんねこ ねんねこよ

ゆりかごの うえに
びわの実(み)が ゆれるよ
ねんねこ ねんねこ ねんねこよ

ゆりかごの つなを
木(き)ねずみが ゆするよ
ねんねこ ねんねこ ねんねこよ

ゆりかごの 夢に
黄色(きいろ)い月が かかるよ
ねんねこ ねんねこ ねんねこよ


28.牧場の朝

作詞:杉村楚人冠
作曲:船橋栄吉

ただ一面(いちめん)に 立ちこめた
牧場(まきば)の朝の 霧の海
ポプラ並木の うっすりと
黒い底から 勇ましく
鐘が鳴る鳴る かんかんと

もう起出(おきだ)した 小舎小舎(こやごや)の
あたりに高い 人の声
霧に包まれ あちこちに
動く羊(ひつじ)の 幾群(いくむれ)の
鈴が鳴る鳴る りんりんと

今さし昇る 日の影に
夢からさめた 森や山
あかい光に 染められた
遠い野末(のずえ)に 牧童(ぼくどう)の
笛が鳴る鳴る ぴいぴいと


29.紅葉

作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一

秋の夕日に 照る山紅葉(もみじ)
濃いも薄いも 数ある中に
松をいろどる 楓(かえで)や蔦(つた)は
山のふもとの 裾(すそ)もよう

渓(たに)の流れに 散り浮く紅葉
波にゆられて 離れて寄って
赤や黄色の 色様々に
水の上にも 織(お)る錦(にしき)

赤や黄色の 色様々に
水の上にも 織る錦


30.里の秋


31.虫のこえ


32.トロイカの伝説


33.冬の星座


34.雪の降る街を

作詞:内村直也
作曲:中田喜直

雪の降る街を 雪の降る街を
思い出だけが 通り過ぎてゆく
雪の降る街を
遠い国から 落ちてくる
この思い出を この思い出を
いつの日か 包まん
あたたかき 幸せの ほほえみ

雪の降る街を 雪の降る街を
足音だけが 追いかけてゆく
雪の降る街を
ひとり心に 満ちてくる
この哀しみを この哀しみを
いつの日か ほぐさん
緑なす 春の日の そよ風

雪の降る街を 雪の降る街を
息吹(いぶき)とともに こみあげてくる
雪の降る街を
誰も分らぬ わが心
この空しさを この空しさを

いつの日か祈らん
新しき 光降る 鐘の音(ね)


35.忘れな草をあなたに

作詞:木下龍太郎
作曲:江口浩司

別れても 別れても 心の奥に
いつまでも いつまでも
憶えておいて 欲しいから
幸せいのる 言葉にかえて
忘れな草を あなたに あなたに

いつの世も いつの世も 別れる人と
逢う人の 逢う人の
運命(さだめ)は常に あるものを
ただ泣きぬれて 浜辺につんだ
忘れな草を あなたに あなたに

喜びの 喜びの 涙にくれて
抱(いだ)き合う 抱き合う
その日がいつか 来るように
二人の愛の 思い出そえて
忘れな草を あなたに あなたに