月桃

真依子 月桃歌詞
1.月桃

作詞:真依子
作曲:真依子

月を見い見い 思い出す
二度と逢えない 面影を
せめて指先 触れられたらと
透けないように浮かべてみても
まばたきのあと 瞬く夜空

※逢いたいよ 逢いたいよ
月に願いを込めて歌う
逢いたいよ 逢いたいよ
桃色のぬくもりで抱きしめて※

月を揺らす さざ波が
遠い思い出 連れてくる
波のしわを 丁寧に
端まで伸ばして広げたら
あの日に帰れる 気がします

(※くり返し)

逢いたいよ 逢いたいよ
月の雫がしたたる夜は
いつかと同じ月桃の花に
幾つもの月が花咲かす

もう一度逢えた気がします


2.ぽろぽろほたる

作詞:真依子
作曲:真依子

ほら そばへ来て見てごらん
あかりを消して
とても小さな光だから
そっとひらいた手のひらに
からだいっぱいに息づく光

たとえ片手で持つことができたとしても
この両手をいっぱいにして
落とさないように 壊さないように
持たなくてはならないものが多いということを
うつす光は ほ ほ ほたる

ほら 夜空にもう一つ
ほたる星ゆらり
小さな光をささげます
光の線が波うって
私の瞳をゆらしてるだけ

たとえ長く一緒にいられなくても
大切なのは時間ではなく
あなたの光と私の光が
こうして巡り逢えたこと その奇跡にありがとう
光を見送る ぽろぽろほたる

たとえ光が夏の夜に消えてしまっても
毎日がこんなに幸せなのは
あなたの光に出逢えたから
こうして巡り逢えたこと その奇跡にありがとう
光を胸に ぽろぽろほたる

またあなたと出逢えるように せせらぐ川に願い込め
飛びかう光に ぽろぽろほたる


3.花火の行方

作詞:真依子
作曲:真依子

夏の終わり すいかを割ったら
まっ赤な花火 広がっていた
甘くて冷たい夜空を食べたら
花火の種 散らばって
お皿の上で光ってる

※どんっ!ぱっ!
一瞬一瞬に全てをかけて
夜空に散りゆく花火の行方
追いかける目に吸い込まれてゆく
きらきら
いつかまっすぐに天高く
それぞれの胸の夢の行方
花火咲かそうよ 花咲かそう※

夏の終わり かき氷の上に
いちごの花火 あふれている
甘くて冷たい夜空こぼれ落ちる
花火は陽ざしと心に
一口ごとに溶けてゆく

(※くり返し)