1.潮来笠
作詞:佐伯孝夫
作曲:吉田正
潮来の伊太郎 ちょっと見なれば
薄情そうな 渡り鳥
それでいいのさ あの移り気な
風が吹くまま 西東
なのにヨー なぜに眼に浮く潮来笠
田笠の紅緒が ちらつくようぢゃ
振り分け荷物 重かろに
わけはきくなと 笑ってみせる
粋な単衣の 腕まくり
なのにヨー 後髪引く潮来笠
旅空夜空で いまさら知った
女の胸の 底の底
ここは関宿 大利根川へ
人にかくして 流す花
だってヨー あの娘川下潮来笠
潮來笠
「潮來」的伊太郎 乍見之下
就像是薄情的渡鳥
這樣也好
隨著善變的風 東西飄蕩
可是啊
為何眼前浮現著 潮來笠
斗笠的紅色繫帶 晃來晃去的
搭在肩上的行李 看來很重的樣子
不要問我理由 我只會用微笑來回答你
漂亮的單衣 搭在手臂上
可是啊
馬尾上惹人注目的 潮來笠
旅途中望著夜空 才終於瞭解了
女人心中的真情
這裡是往大利根川的渡口客棧
背著人 把花兒放水流去
因為啊
那位姑娘就住在下游 潮來笠
2.雨の中の二人
作詞:宮川哲夫
作曲:利根一郎
雨が小粒の真珠なら
恋はピンクのバラの花
肩を寄せ合う小さな傘が
若いこころを燃えさせる
別れたくないふたりなら
濡れてゆこうよ 何処までも
好きとはじめて打ちあけた
あれも小雨のこんな夜
頬に浮かべた 可愛いえくぼ
匂ううなじもぼくのもの
帰したくない君だから
歩きつづけていたいのさ
夜はこれからひとりだけ
君を帰すにゃ早すぎる
口に出さぬが思いは同じ
そっとうなずくいじらしさ
別れたくないふたりなら
濡れてゆこうよ 何処までも……
何処までも 何処までも
雨中的兩人
雨如果是小粒的珍珠
愛情就是粉紅色的薔薇
肩併著肩在小傘下依偎著
使年輕的心燃燒起來
如果兩人不想分開
淋著雨一起走吧 不管到哪裡
第一次表明喜歡妳
那時也跟今晚一樣下著小雨
臉頰浮現出可愛的酒窩
香噴噴的頸項也屬於我的
因為妳而不想回去
只想一直這樣走下去
從今晚起就只剩一個人了
現在回去不嫌太早了嗎
雖然沒有說出口卻有相同的心思
靜靜的令人憐惜地點點頭
如果兩人不想分開
淋著雨一起走吧 不管到哪裡
不管到哪裡
3.子連れ狼
作詞:小池一夫
作曲:吉田 正
ルルルルル……
台詞
小(こ)高(だか)い丘(おか)の城(しろ)跡(あと)
の崩(くず)れかけた東(あずま)屋(や)で、
その子(こ)は父(ちち)を待(ま)っていた。
この日(ひ)の朝(あさ)には帰(かえ)るはずの父(ちち)であった。
それが三(み)つ目(め)の朝(あさ)となり、
四(よ)つ目(め)の夜(よる)が来(き)て、
五(い)つ目(め)の朝(あさ)が雨(あめ)だった。
しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん
しとぴっちゃん
悲(かな)しく冷(つめ)たい 雨(あめ)すだれ
幼(おさな)い心(こころ)を 凍(い)てつかせ
帰(かえ)らぬちゃんを 待(ま)っている
ちゃんの仕(し)事(ごと)は 刺(し)客(かく)ぞな
しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん
しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん
涙(なみだ)隠(かく)して 人(ひと)を斬(き)る
帰(かえ)りゃあいいが 帰(かえ)らんときゃあ
この子(こ)も雨(あめ)ン中(なか) 骨(ほね)になる
この子(こ)も雨(あめ)ン中(なか) 骨(ほね)になる
ああ 大(だい)五(ご)郎(ろう) まだ三(み)つ
しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん
しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん
ひょうひょうしゅるる ひょうしゅるる
ひょうしゅるる
寂(さび)しくひもじい 北(きた)ッ風(かぜ)
こけし頭(あたま)を なでて行(ゆ)く
帰(かえ)らぬちゃんは 今(いま)どこに
ちゃんの仕(し)事(ごと)は 刺(し)客(かく)ぞな
ひょうひょうしゅるる ひょうしゅるる
ひょうひょうしゅるる ひょうしゅるる
涙(なみだ)隠(かく)して 人(ひと)を斬(き)る
帰(かえ)りゃあいいが 帰(かえ)らんときゃあ
この子(こ)も風(かぜ)ン中(なか) 土(つち)になる
この子(こ)も風(かぜ)ン中(なか) 土(つち)になる
ああ 大(だい)五(ご)郎(ろう) まだ三(み)つ
ひょうひょうしゅるる ひょうしゅるる
ひょうひょうしゅるる ひょうしゅるる
台詞
六(むっ)つ目(め)の朝(あさ)、霜(しも)がおりた。
季(き)節(せつ)の変(か)わり目(め)をつげる別(わか)れ霜(じも)が
ぱきぱきぴきんこ ぱきぴんこ
ぱきぴんこ
雨(あめ)風(かぜ)凍(こお)って 別(わか)れ霜(じも)
霜(しも)踏(ふ)む足(あし)が かじかんで
ちゃんを探(さが)しに 出(で)て行(ゆ)く子(こ)
ちゃんの仕(し)事(ごと)は 刺(し)客(かく)ぞな
ぱきぱきぴきんこ ぱきぴんこ
ぱきぱきぴきんこ ぱきぴんこ
涙(なみだ)隠(かく)して 人(ひと)を斬(き)る
帰(かえ)りゃあいいが 帰(かえ)らんときゃあ
この子(こ)も霜(しも)ン中(なか) 凍(こご)え死(じ)ぬ
この子(こ)も霜(しも)ン中(なか) 凍(こご)え死(じ)ぬ
ああ 大(だい)五(ご)郎(ろう) まだ三(み)つ
ぱきぱきぴきんこ ぱきぴんこ
ぱきぱきぴきんこ ぱきぴんこ
ぱきぱきぴきんこ ぱきぴんこ
ぱきぱきぴきんこ ぱきぴんこ
帶子狼
(台詞)
小山丘上舊城遺跡的東廂房裡
那個孩子正在等候父親
這天早上應該要回來的父親
卻一直等到第三天的早上
第四天的夜裡,都還不見蹤影
第五天的早上,下起雨來了
(在雨地裡行走的聲音)
哀傷冰冷的雨中
幼小的心靈 被凍僵了
等待著還沒回來的父親
父親的工作 正是刺客哪
(在雨地裡行走的聲音)
含著眼淚 把人斬殺
能活著回來就好 回不來的話
這個孩子將在雨中化為白骨
這個孩子將在雨中化為白骨
啊 大五郎 才只三歲哪
(在雨地裡行走的聲音)
(風吹的聲音)
又寂寞肚子又餓 北風之中
撫著頭上一撮頭髮獨自走著
還沒回來的父親 現在在哪裡啊
父親的工作 正是刺客哪
(風吹的聲音)
含著眼淚 把人斬殺
能活著回來就好 回不來的話
這個孩子將在風中化為塵土
這個孩子將在風中化為塵土
啊 大五郎 才只三歲哪
(風吹的聲音)
(台詞)
第六天的清晨 降了霜
告訴你季節變換的霜
(在霜地上行走的聲音)
風淒雨冷 霜凍大地
踩在霜地上的腳 都被凍僵了
出外尋找父親的小孩
父親的工作 正是刺客哪
(在霜地上行走的聲音)
含著眼淚 把人斬殺
能活著回來就好 回不來的話
這個孩子將在霜地中凍死
這個孩子將在霜地中凍死
啊 大五郎 才只三歲哪
(在霜地上行走的聲音)
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