1.缶ビ一ル
僕をわかってくれる何かを探して
今日もまた 共に步んだ靴を脫いで終わった
お疲れサマと ビ一ルが染み迂んでゆく
誰かに勝てたら もっとうまいのかなぁ
見上げた空 ほほえむ風 泳いでる君
いつもの夜
浮かんでは消える 賢い生き方
どれも僕らしくないんだ
悲しいこと 嬉しいこと 樂しいこと
そのすべてを
僕はありのまま感じてゆきたい
それが 僕が僕でいること
誰かが言った 「君はそのままでいい」と
「まっすぐに心信じて 步いてゆけばいい」と
誰かが言った 「君は何も見えてない」
---- 僕は今日も 僕をやってていいの? ----
冱え渡る空 千切れる雲 儚い夢
僕の笑顏
優しい淚も 深まる絆も
いざとなれば なにもなくて
きらめく星 そよいでく髮 流れる君
淺い眠り
誰にも賴れず 甘えられない
強い僕が今日も生きてる
見果てぬ夢 屆かぬ想い 戾せぬ時間(とき)
君の言葉
乘り越えられないものがあるなら
僕はどこに行けばいいの?
見えない糸 青い小鳥 小指で交した約束
僕が僕らしく生きてく意味を
いつかわかる時が來たらいい
いつか僕は僕になれると
2.あなたとの日々
夢見せてくれた あなたは今もここにいて
夜は何も恐れず その腕に抱かれ眠る日々
惱みさえ 不安さえないから
何もかもが滿たされている私がいる
私がいるんだけど…
もっともっと 愛してくれなくていい
きっときっと あなたにはわからない
ずっとずっと そんな想い秘めたまま
續いてゆく每日
そっと濕った風が笑う この部屋の窗から
二人 見てきたものは 確かに同じ世界だった
變わりゆく 街並みの中で
變わらないあなたの想いを受け止めている
變われない私を…
もっともっと 愛さなくていいこと
ずっとずっと あなたにはわからない
きっときっと 何も氣づかないように
續けてゆく每日
もっともっと あなたを愛せるなら
ずっとずっと あなたを愛せるのに…
きっときっと 愛すべき人がいて
ずっとずっと 愛せない人がいて
そっとそっと 「幸せ」と笑いながら
續いてゆく每日
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