君がいる場所

Sacra 君がいる場所歌詞
1.君がいる場所

作詞:木谷雅
作曲:足土貴英

永い永い永い冬が窓を閉じて
僕は陽だまりの中
確かな希望と 微かな温もりを
心に描いて 信じていたい

人それぞれ 旅の風に吹かれ
愛す人に出逢って
すれ違ったり 時には傷つけたりするけど
生きてく その理由に変わる

会いたくて 会えなくて 駆け抜けた道は長くて
立ち止まった交差点
でも頑張ってみたって まだ答えが見つからなくって
怯えながら踏み出す一歩 君がいる場所へ

期待していた未来とは違っても
僕は僕でいたいよ
優しさだけじゃ何にも守れなくて
未熟な心を黄昏が染める

ハイウェイの向こうに そびえ立つビルの隙間で
明日に向かってく太陽
ほら何だってやれるって 可能性は無数にあるって
迷いながら遠回りしてくさ 君が住む街へ

過去の忘れもの 手を伸ばしても届かない
胸の隙間なら未来で埋めればいいから

会いたくて 会えなくて 駆け抜けた日々もいつかは
僕を支えてくれるよ
また頑張ってみるから ずっと傍で笑っていてよ
涙の分は強くなってるだろう

ハイウェイの向こうに そびえ立つビルの隙間で
明日に向かって歌うよ
ほら何だってやれるって 可能性は無数にあるって
震えながら はじめの一歩 君がいる場所へ

春はもうそこへ


2.最終ベル

作詞:木谷雅
作曲:足土貴英

大きな荷物と夢をぶら下げ
改札抜けて向かう2番ホーム
切符をポケットの中玩ぶ
生憎時間を潰すものもない

「きっと君を迎えに行くよ 何一つ保証はないけど」
いつか交わした約束を覚えているかい

いつまでたっても ひたすら待っても
君の姿が見えてこない

最終ベルが響き渡るまでに
もう一度確かめたい

あんなに昼間は暖かいのに
今夜はため息も白く濁る
わずかなポケットの小銭つかみ
迷わず選んだ熱い缶コーヒー

不意に携帯の着信音
すぐ君だとわかったよ
まず落ち着けよ泣いてちゃわからないだろう

何を喋っても君は黙って
声をふるわせて頷いた
どこにいるんだよ ここまでおいでよ
ただ今は抱きしめたい
しばらくたったら無理に笑ってる
君の姿が見えてきた
最終ベルよ響かないでおくれ
あと少し もう少し

長い長い時を越えて
ここへ辿り着いた
いつかの約束を胸に
ここへ辿り着いた

いつまでたっても ひたすら待っても
君の姿が見えてこない

何度叫んでも名前を呼んでも
ただここに君がいない

いくつになっても僕は身勝手でどうしようもない奴だけど
遅すぎたんだね もう会えないんだね 全ては変わってく

いつまでたっても ひたすら待っても
君の姿が見えてこない

最終ベルが響き渡るまでに
もう一度確かめたい
もう一度抱きしめたい

抱きしめたい


3.かげぼうし

作詞:木谷雅
作曲:木谷雅

oh my baby
君のこと忘れなくちゃ
無理矢理出した答ゆえ今も戸惑うよ

oh my baby
苦しいよ ひとりよがりの
恋はしないと決めたよ今さら遅いけど

離れて暮らせば何かが見えてくると思った
女々しさだけ涙と流れてく愚かもの
oh my melody
君がいない部屋は今日も
不気味なほどに静かだよ
聞こえるは蝉の声 悲しみの影ぼうし

離れて暮らせば何かが見えてくると思った
抜け殻だけ集めて嗚咽あげ崩れてく

oh my baby
僕はまた進まなくちゃ
次 会えた時は上手に笑ってられるように

all my memories
君の匂い残る部屋は
不思議な程に優しくて
聞こえるは蝉の声 愛しさの影ぼうし


4.アンバランス

作詞:木谷雅
作曲:木谷雅

泣かないで僕はここだよ
目をつぶって感じてごらんよ
ふたりして乗り越えていこう
立ちはだかった悩みや問題も

だましだまし過ごしてても
答えは出てこないし
恋の行く方見つめてたら
僕も涙溢れてた

だから
できるだけ遠くへあなたを奪い去って
名もない街で静かにふたり暮らしてたいな
しがらみが多くって勇気が足りなくて
想像の世界を行ったり来たりいてるだけさ
会いたいよ

誰ひとり傷つけないで
愛せはしないって百も承知だけど

まわり道の向こう側で
待っていてくれるの?
そんな風に信じれたら
少し強くなれそうだよ

いつだって
華奢な手のひらが甘い唇が
僕の心をギュッとつかんで離さないよ
愛しきあなたへ揺るぎない決心で
何もかんもすべて捧げることをいつか誓えたなら

平凡だっていい 平凡ぐらいがいい
アンバランスなふたりは寄り添いあって
歩いていければいい

だから
できるだけ遠くへあなたを奪い去って
名もない街で静かにふたり暮らしてたいな
しがらみが多くって勇気が足りなくて
想像の世界を行ったり来たりいてるだけさ
愛しきあなたへ揺るぎない決心で
何もかんもすべて捧げることをいつか誓えたなら
迎えに行くよ


5.さよならさえも言えなくて

作詞:木谷雅
作曲:木谷雅

洗いざらいを吐き出して
君と向かい合って話しあえばよかった
辛いことから逃げ出して
夜を彷徨って俯いては泣いてた

どんな風に伝えりゃいいのかも
分からないで独り震えてた
ああ いつも
僕は君に 君は僕に 甘えていたんだろうか

さよならさえも言えなくて
また会えるような気がして
離れていく背中を見てた
あたりまえのものなどない
気付いたとこでもう遅い
運命の人 そう決めていたはずなのに

楽しかったことばかり
思い出しちゃうんだ
笑い声がこだまする

互いに刺した棘は抜かないよ
だってこんな悲しい唄はふたついらない
見つける度 染みる度に背負ってく罪悪感だ

時に母親のような人
時に子供の瞳をした
選んだ道は正しかったのかな
君に出逢えてよかった
偽らないで言えるから
幸せになってくれよ きっと 心から

自分自身が傷つくことより
傷つける方が怖かったよ いつも
僕は君を 君は僕を
本当に愛していたんだ

さよならさえも言えなくて
また会えるような気がして
離れていく背中を見てた
君に出逢えてよかった
別の道歩き出した
二人の前 相も変わらずに
明日は来る


6.五月雨

作詞:木谷雅
作曲:木谷雅

雨模様のバス停までさ
パジャマのまま送ってくれた
あなたの姿が愛しくて愛しくて

曇り硝子窓はイタズラ
外の世界を遮るから
人差し指でもどかしさを拭い去った

両手を小さく振り続けた
最初のカーブで見えなくなるまで

あなただけいれば それ以上も以下も望まない
ゴーゴーバスがロードを走り抜けていく
五月雨よ ひとり僕の帰りを待つあの人を
どうぞ包み込んであげてくれないか

昨晩不意にあなたが見せた
重なり合う涙の理由を
僕はどれくらい受け止めてやれたのだろう

待ち続ける女の辛さ
待たせている男の苦さ
試し合うことでは何ひとつ生まれない

幼稚なルールに縛られてた
昨日までの二人にさよなら

坂道を上り下り山手通りを横切り
ゴーゴーバスよどんどん走り抜けてゆけ
五月雨がやがてサラリサラリとまたやむ頃に
信用そして信頼 少し築けたらいい

次の休みの日には
ゆっくりお出かけしましょ
約束通りに右手と左手つないで二人で

あなただけいればそれ以上も以下も欲しくない
ゴーゴーバスよロードを走り抜けてゆけ
坂道を上り下り山手通りを横切り
ゴーゴーバスよどんどん走り抜けてゆけ
五月雨よ ひとり僕の帰りを待つあの人を
どうぞ包みこんであげてくれないか


7.夏の幻

作詞:木谷雅
作曲:足土貴英

たった一度きりの人生 悪戯みたいな運命
風の歌声に紛れ悪魔の恋の唄
この僕がまとってる正義がまがい物だとしても
全力であなたのすべてを守ろうとしていた

笑って茶化して大事な話題も濁して
それでも繋がっていたいと思った夏の日
あなたの心を裸足で駆け抜けた日々

短命な花火の残り火を 決して絶やさぬようにと
次々と注いでく情熱 ”愛とは違うかなあ”
膝あたりくらいまで濡らして波打ち際はしゃいで
水面に浮かんでた満月 眺めていたっけな

実はさ どこかで気付いていたんだよ
二人の恋は永遠じゃないと
子供のように甘える仕草が余計にこの胸をしめつける

神様の罠を 過ちの性を通り抜けて 甘いキスを
さよならの言葉 打ち寄せる波がさらったなら 熱いキスを

たった一人きりの部屋で 自分の胸に手あて
映画のフィルムの中の二人巻き戻していたんだよ
思い出が染みこんだリストバンド洗い流すとしても
きっとあの時の熱い想い 生涯消えないでしょう

あなたもどこかで気付いてしまったね
二人の恋は夏の幻
言葉は途切れて 涙がこぼれて
夜風がこの胸を吹き抜ける

神様の罠を 過ちの性を通り抜けて 甘いキスを
さよならの言葉 打ち寄せる波がさらったなら 熱いキスを
こんな時がいつか訪れるものと知っていたから 熱いキスを

さよなら さよなら 二度とは戻れない
出逢った場所には帰れないから
ありがとう夏の日
あなたの心を裸足で駆け抜けた日々
震える心を抱きしめた日々


8.I'mチャップリン


9.Christmas Time


10.愛の翼

作詞:木谷雅
作曲:足土貴英

誰のために費やした my life time
すべて思い通りにはいかないもんだ
突然こらえきれなくて cry cry cry
独り抱え込みすぎた結果さ

こんなに傍に優しさは溢れてんのに
頼り方を知らず ここまで過ごして来たのだろう

いつかきっと空を飛ぶって 愛の翼を持って
たっぷり助走をとったら fly fly fly
失くしちゃったものなら全部ここにあるよと言って
両手広げてる君は smile smile smile

どこか仕事に汚された private time
次はいいことがあるって信じてるさ
涙乾かし降り注ぐ sun sun sun
虹の予感に心満たされてく

雲の切れ間 差しこむ一筋の光
すがる想い伸ばす腕はゴツゴツと不器用でも

夢の選択肢が多いせいで あれこれ欲張った
どっちつかずを切り裂く knife knife knife
飽きもせずに支えてくれる 君を守り抜くことが
現在の僕にとっての pride pride pride

あきらめてしまう瞬間(とき) それが夢の終わりだよ
心の中渦巻いた風に乗ろう

そしていつかきっと空を飛ぶって 愛の翼を持って
大丈夫 助走をとったら fly fly fly
失くしちゃったものなら全部ここにあるよと言って
両手広げてる君は smile smile smile


11.あたりまえだと思ってるもの

作詞:木谷雅
作曲:木谷雅

言葉以外で君に伝えるための
術を探してた
ベランダで眠れぬ夜を過ごしてたんだよ

争うために僕ら生まれたわけじゃないと話してた
ため息は白く固まって夜空へ飛んでった

愛しすぎて苦しみも伴って
傍にいるよ これからは何時でも

※あたりまえだと思ってるもの
大切にしたいと願うほど
もっとちゃんと向き合わなくちゃなあ
粉雪が手のひらに舞い降りて
5秒後に形を消していく
僕らこんな温もりを持ってまた明日へと※

合わせ鏡で僕に足りないものを
映し出しとくれ
素直な君の心に憧れてるから

「風邪ひくよ」と肩にかけてくれたセーターが
複雑に絡まる気持ちを解いてく

たったひとつの約束をしよう
微笑みだけは絶やさずにいよう
ずっとずっと年老いたってさ
思いやりという糸で縫われた
デコボコだけど確かな絆
やっと愛の輪郭にそっと今触れたよ

(※くり返し)

そしてまた明日へと