向かい風 歌詞

風のメロディ

鴉 風のメロディ專輯

3.向かい風

作詞:近野淳一
作曲:近野淳一

向かい風に絕唱 この想い屆くまで
舞い散る淚の幻想
君が待ってる氣がして

寢起き惡く朝を迎え
細目で步く決定事項
電話一本 噓一個で 羽一枚
行動範圍蹴散らして旅に出た
アスファルトの丘のぼってゆく
君が住んでる街 見下ろしたけれど
小さすぎて
巡り巡って現狀 景色から目を逸らす
君が描いた思い出
今 その場所にひとり
虛しさを讀んだ氣象
落ち葉だけ踴らせた
見て見ぬふりした僕の表情を風が打つ

風の中 目が覺めた
誰かに後ろ指さされ
捨てたもの 今 拾いにゆこう
だってそれは
昨日見た誰かが持っていたんだ
素晴らしく輝いて
君になりたかったわけじゃなくて
君として見てみたかっただけ
自分不足で
向かい風に立って 胸に手をあててみる
鳴り止まない絕望 この聲は耐え兼ねた
向かい風に絕唱 この想い屆くまで
舞い散る淚の幻想 君が待ってる氣がして