冬京 歌詞

海風

風 海風專輯

2.冬京

作詞:伊勢正三
作曲:伊勢正三

ぼくの部屋の 夕暮れは
君が去ったドアの方から始まる
あの頃ぼくとそして君の夢は
同じものだと思っていた

ぼくの胸に顔をうずめて
潮の香りがすると
故郷のない君だから
わかるのだろう

あの頃ぼくは何のために
君と同じ朝をむかえてたんだろう

赤い電車は止まらないほどの
その小さな駅の見える部屋で
階段のぼる ぼくの足音
響き始めたとき

読みかけの本にしおりを
はさむ人もいない
こんな淋しさそれも東京
そして生きていくため

暖かい愛がなければ
冬は越せはしない