人生という名の旅

長谷川きよし 人生という名の旅專輯

11.風のささやき

作詞:MARILYN & ALAN BERGMAN・訳詞:長谷川きよし
作曲:MICHEL LEGRAND

どうして心が今もざわめくのか
水に投げた石の波紋のよう
宇宙のメリーゴーラウンド
そしてカーニヴァルバルーン
陽射しを求めるひまわりのよう
無情の時を針が刻んでも
おまえは風になり回し続ける
心の中のこの風車

この手の中絡んだ糸のよう
風のハープ揺らす切ない歌
北の海に踊るカモメのよう
陽射しを求めるひまわりのよう
無情の時を針が刻んでも
おまえは風になり回し続ける
心の中のこの風車

泉のほとりでおまえがあの日
ささやいた言葉 あれは幻
二人の足跡 砂に消え果て
夏は去り 夢覚めてただ一人
残されて聞く雨 虚しい音

口ずさむ人もなく消える歌
枯葉の色も空も黄昏も
ものみなおまえのあの髪の色

無情の時を針が刻んでも
おまえは季節の風の姿で 回し続ける
心の中のこの風車