9.虹とスニーカーの頃
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
わがままは 男の罪
それを許さないのは 女の罪
若かった 何もかもが
あのスニーカーは もう捨てたかい
白いスニーカー 汚さないように
裸足で雨の中 僕らは歩いた
びしょびしょぬれの トレーナーが
乾くまで抱き合った 夏の昼下がり
わがままは 男の罪
それを許さないのは 女の罪
若かった 何もかもが
あのスニーカーは もう捨てたかい
白く浮んだ 水着のあと
指先でなぞれば 雷の音
窓辺から顔を突き出して
虹をさがしていた君を 覚えてる
わがままは 男の罪
それを許さないのは 女の罪
若かった 何もかもが
あのスニーカーは もう捨てたかい
もつれた糸を 引きちぎるように
突然二人は 他人になった
ぼくらには できなかった
大人の恋は どうしても
わがままは 男の罪
それを許さないのは 女の罪
若かった 何もかもが
あのスニーカーは もう捨てたかい
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