存在の証明

角松敏生 存在の証明專輯

2.夏休み

作詞:TOSHIKI KADOMATSU
作曲:TOSHIKI KADOMATSU

忘れ去った日々が
窓を通り抜ける
太陽に手を翳したまま
黙り込んだ麦藁帽子が揺れてた
ねえ もうすぐ夕立がくるから
帰ろう
僕らの積木の街が待ってる

誰もいない通りは
陽炎でいっぱい
ねえ 冷たいラムネをくれない?
行くあてない 恋にちょっと疲れたから
波の音がポスターから聞こえた
ほら見てよ
僕は何処にだって行けるんだ

汗ばんだ街に
風が吹き始めると
僕はもうご機嫌さ

誰でも変われるはずなんだ
あとは知らない
ただなんとなくわかるだけ

耳元で淋しがりやが歌う
それもいつか聞こえなくなるだろう
ほら静かだね
通り雨のあとで
何もなかったように
僕は荷物をまとめている