西脇唯 “彼女”になりたかった日 歌詞

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西脇唯 yui專輯

8.“彼女”になりたかった日

作詞:西脇唯
作曲:西脇唯

小さな頃から なまいきだとか冷たいとか 言われて
そんな風にしか自分のことを思えなくなっていた

靴ずれができたあの子に そっと差し出したバンドエイド
あなたが初めて言ってくれた「やさしいとこあるじゃん」

アカンベーをして まとわりつくあの子がまぶしかった
腕をくむ二人 見えないようにいつも前を歩いた

あの子にはなれないけれど “彼女”にはなれる気がした
欲しい恋はつらぬかなきゃ ふりかえらない
少年は大人になって 私のすぐとなりにいる
長い長い片思いは やっと扉をあけたの

胸元のめだつ洋服なんて わざと着ないようにした
仲間で出かけるときは いつでもしわしわシャツ着てた

呼捨ての名前 車の話 まるで男の子みたい
頭のうしろに目がついてる そんなカンジの毎日

そのくせちゃんとカバンの中「さいほう道具」を入れて
なさけないほど あなたを無視して 誰かとふざけあっていた

あの子にはなれないけれど“彼女”にはなれる気がした
欲しい恋は思い込みも たいせつな武器
信じることをやめたとき 魔法はすぐに消えるから
恋の歴史のエピローグ 私だけだと念じる

遊園地 行くと 思い出す…
みんながあなたやあの子に見えてくるから

あの子にはなれないけれど “彼女”にはなれる気がした
欲しい恋はつらぬかなきゃ ふりかえらない
少年は大人になって 私のすぐとなりにいる
長い長い片思いは やっと扉をあけたの