3.スイミング
作詞:こなかりゆ
作曲:ハルユキ
水泳キャップ被って、競い合っていたよね
一番早いのは誰だろう?って
小さな膝が並ぶ、夕暮れのプールサイド
ビリにだけはなりたくなかったの
ホイッスルが鳴ったら、世田谷の空に歓声がのぼった
女の子は比べられるのが大キライなの
たとえ、どんな友だちとでも
ホメられてると、誰だってみんなきれいに笑うのよ
国境線の上を飛行機は越えてゆく
大人は現実で競い合ってる
キリストの言うことは、全部あたってるけど
実行するのは、むずかしいよね
人にされたくないことは 人にもしてはいけないから
女の子は比べられるのが一番キライ
たとえ、マリリン・モンローとでも
ホメてあげるとサボテンも、きっとスクスク育つのよ
歓声がのぼった
ビリになって泳いでくる子供はテレながら
おなかが痛いフリしてた
空とわたしと友だちと風がプールに映ってた
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