誰がために鐘は鳴る

浜田省吾 誰がために鐘は鳴る專輯

11.夏の終り

作詞:SHOGO HAMADA
作曲:SHOGO HAMADA

サンディエゴフリーウェイを南へ走ってる
国境線越えたら砂埃舞うメキシコ
夏の終りの乾いた風が窓から
おれの口笛吹き飛ばす

フロントガラスに
テキーラサンライズ

もう誰の心も引き裂くことなんてない
この車もギターも売り払い海辺の町
潮風と波の音を枕にひとり暮そう

ギター抱き締めて眠ったあの頃
貧しさと憧れの中夢に見た R & R STAR
キャンパスを中退して長い旅に出た
果てしなく続く“ON THE ROAD”

流星のような
幾千もの夜

愛してくれた人 打ちのめす程傷つけた
汚れた悲しいメロディー身を切るように繰り返す
拍手とスポットライトと報われぬ涙の陰で

もう誰の心も引き裂くことなんてない
手に入れたものみんな失ったって構わない
残された僅かな時間静かにひとり暮そう

潮風と波の音を枕にひとり暮そう