16.冬桜
作詞:たかたかし
作曲:三木たかし
咲いて淋しい 一輪ざしを
おまえのようだと 肩を抱く
むすべない恋なら 生きる甲斐もない
いっそあなた あなたに散りましょう
どうせこの世は 短かいゆめ芝居
もえて悔いない 一夜(ひとよ)の夢を
かんでも噛んでも 漏れる息
運命(さだめ)ゆえきれない 恋の糸ならば
いっそ死んで 死んでどこまでも
堕ちてゆきたい あなたと身をからめ
こすに越せない 浮世の川を
流れてゆくしか ないのです
恋ゆえにせつない ゆれる命火よ
もっとつよく つよく抱きしめて
ふたり春には 咲けない冬桜
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