と・き・め・き

松山恵子 と・き・め・き專輯

12.湯の花情話

作詞:星野哲郎
作曲:四方章人

離ればなれのドアから乗った
夜行電車は湯の町止まり
別れ旅なら これきりならば
人目かまわずすがりつき
あなたに酔いたい 残りの夜を

明日は誰方が 流すのでしょう
憎い恋しい あなたの背中
せめてふたりで いるときくらい
夢が見たいの 嘘でいい
一夜を千夜に継いで欲しい

これが別れに なる宿ならば
団扇ひとつも捨てられなくて
帯にはさんであなたと踊る
古いワルツに泣かされて
睫毛もとけます 湯の花情話