2.ギンモクセイ
作詞:曾根由希江
作曲:曾根由希江/籐井理央
窗に耳澄まし キミの音を待つ
會いにきてよが言えなくて
期待しては痛む胸
今日の誕生日 渡すはずの時計
握り締めたままで針はもうすぐ
次の日に變わってく
聲が聞きたくなったって
喜ぶ顏が見たくたって
もう掃ってこないのに笑顏だけ
悲しいくらい浮かぶの
行かないでと風に乘せて
キミの腕に止まればいいのに
心に觸りたくて
屆けと空に繫ぐ
出會った頃に笑いていた
胸をそっと甘く包むような
小さく寄り添う白い花
窗からせつなく香るの
心變わりを責めたって仕方ない
でももう待たないと決めてから何度
窗を見てるんだろう
わかってるの不器用って
その優しさに甘えすぎたって
あの「ありがとう」は 「さよなら」よりも
覺悟のある言葉だって
會いたいよと風に乘せて
キミの頰に吹けばいいのに
心に觸れなくて
同じ空見えなくて
出會った頃に笑いていた
今も胸の奧 搖れている
キミを一番に愛せたのは
私でありますようにと…
思い出に笑いてるギンモクセイ
窗からせつなく香るの
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