11.ベジタリアン
作詞:戸沢暢美
作曲:亀井登志夫
彼女は野菜のパイを焼いて
彼がくるのを待つのでしょう
ねえ 誰にも邪魔されない
恋なのにね 不安そう
キスをしそびれて
ハーブ・ティー入れて
はしゃげない
陽だまりのひととき
サヨナラを待つように
ただジッと
愛し合うの
うれしくて かなしくて
とても優しい
恋でした
気持ちのかすかなすれ違いを
感じすぎてはいけないわ
もう ふたりは鏡のよう
ムキになりもしないとこ
すこし触れ合って
窓の月を見て
傷つけて
くれたらと思うの
サヨナラを待つように
たいせつに
抱き合うのよ
好きなのに 好きなのに
ダメなことって
あるのです
サヨナラを待つように
切実に
感じるなら
誰だって くるしくて
でも 美しい
恋でしょう
好きなのに 好きなのに
ダメなことって
あるのです
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