9.最后にもひとつ
作詞:喜多條忠
作曲:大野克夫
初めてお前に会った時
最后の女にしたいと思った
古いコートを着て行くのかい
化粧もしないで仔犬を抱いて
外はあの日と同じ雨だぜ
お前をひとりにしすぎたようだ
やさしい香りに酔いすぎていた
別れにひとつ甘えていいかい
グラスの氷が切れちまったよ
想い出ばかりが濃すぎたようだ
短い暮らしもそれなりに
月日が経ったら綺麗に見えるよ
トゲを忘れたバラのようにね
俺との暮らしを訊かれた時は
ろくでなしよと笑っていいさ
男は誰でも俺よりマシさ
傷でも癒えたら恋でもしなよ
※最后にもひとつ頼んでいいかい
部屋から仔犬を出さないでくれ
戻ってきそうなそんな気がする※
(※くり返し)
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