12.ふるさと河北
作詞:荒木良治
作曲:大泉逸郎
わたしが生まれた ふるさとは
春のひな市 立つところ
蔵を開いて お見せする
京のむかしの 雛かざり
あられ あま酒 桃の花
ふるさと恋しや 河北(かほく)まち
娘を育てる 親のよに
愛し手掛けた さくらんぼ
籠にもがれて 町に出て
初夏の人気を ひとりじめ
あまく ほのかな 初恋(こい)の味
ふるさと恋しや 河北まち
紅花摘み唄 聞いた日を
おもい出させる 紅花資料館(しりょうかん)
京で行く荷を 積み込んだ
船で栄えた 最上川
きもの 紅染め 色もよう
ふるさと恋しや 河北まち
稲田にこがねの 波うてば
どんが祭りの 秋が来る
こころ意気地を 染め抜いた
巴じるしの そろい着よ
手槍 脇差 振り奴
ふるさと恋しや 河北まち
|