14.天国のかけら
作詞:荒木とよひさ
作曲:加藤登紀子
愛が死んでしまったわ もう息もしていない
優しすぎた あの日だけを このベットに残して
窓に夜明け差しこめば またいつもの暮しね
髪をとかし服を選ぶ それだけの毎日
ぬけがらの心に もう一度 あなたの青空を
翔びたつ 鳩のように わたしを泳がせて
時は何にも知らないで ただ過ぎてゆくけれど
胸に刺る愛のかけら 消せはしない
愛が死んでしまったわ もう天国へ行ったの
面影さえ映らないわ この鏡の中には
少しお酒飲ませてよ この煙草も吸わせて
いまは叱る人はいない それだけの真夜中
やせてゆく昨日に もう一度 あなたのぬくもりを
波打つ夢の中で わたしを眠らせて
人は何にも知らないで ただもらい泣きしても
胸に残る愛の傷み わからないわ
愛が死んでしまったわ もう息もしていない
優しすぎた あの日だけを このベットに残して
|