16.能古島の片想い
作詞:井上陽水
作曲:井上陽水
つきせぬ波のざわめく声に今夜は眠れそうにない
浜辺に降りて裸足になればとどかぬ波のもどかしさ
僕の声が君にとどいたら ステキなのに
つめたい風は季節を僕に 耳うちすると逃げてゆく
ときおり砂はサラサラ泣いて 思わず僕ももらい泣き
僕の胸は君でいっぱいで こわれそうだ
遠くに見えるあかりは
南へ行く船の幸せかな
悲しいだけの今夜の気持 なにかをすればまぎれると
星屑なんか数えてみても涙でそれも続かない
君が僕の中にいるかぎり
波の声で僕は眠れない 本当なんだ
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