君をのせて…はるか

井上あずみ 君をのせて…はるか專輯

4.想い出がかけぬけてゆく

作詞:風堂美起
作曲:久石譲

久しぶりの友だちにあう
つもる話ふくらませてた
しゃれた洋服も
しゃれた靴さえもないけど
心ははしゃいだあの頃に

濡れた髪に風をあびて
街をいそぐ
想い出までかけぬけてゆく

笑い声が頭の中であふれてゆく
午後の街に

こみあうカフェテラスで
待ちあわせしてた
みんなきれいだわ
私だけ変われない

久しぶりの友だちだけど
かわす瞳胸が痛くて
せめてルージュでも
せめて持ってたら
すこしはましだと思えた私がいや

雲のすきま光がさした帰り道
ずっとずっとうしろに消えた
笑い声が夕陽の中でこぼれてゆく
午後の空に