15.あこるでぃおん
作詞:一青窈
作曲:武部聡志
好く熟れてる無花果(いちじく)、を
両手で割ったよな
少し落ちた 朱(あか)色の
片側想い
君が忘れてしまった
音楽室のすみ
開いたり閉じた僕
の
昨日が終わる
あこるでぃおん 親指の間を しゅるりしゅるりほどけてくよに
あこるでぃおん あどけない手つき、で 僕の想いほどいて。
会いたいな
ああ、居たよな…
5時限目のあと
は
すくい出せず、たたずんだ
げた箱の影。
ぎっしりと詰まった実、が
はじけてしまうから
こらえきれず
あの教室に
駆け込んだっけ
あこるでぃおん 親指の間を しゅるりしゅるりほどけてくよに
あこるでぃおん あどけない手つき、で 僕の想いほどいて。
あこるでぃおん 中庭をくぐって しゅるりしゅるり ただただ、流る
あこるでぃおん もらさない想い、で 君と僕をとどめて。
あこるでぃおん 親指の間を しゅるりしゅるりほどけてくよに
あこるでぃおん あどけない手つき、で 僕の想いほどいて。
しゅるりるらる ほどいて
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