11.石焼イモ
作詞:マリモラッコ
作曲:マリモラッコ・伊藤多賀之
星空 木々のざわめき はじめて知った君の香り
制服 姿のふたり 待ちわびたこの時を
「好きだよ」・・・ずっと言えなかった言葉
今なら何度でも言えるさ
目を閉じた君の前髪が風に揺れてる
高鳴るこの胸 唇 潤し 近づいたその時
石焼イモ〜おイモおイモおイモおイモ おイモだよ
夜の空を〜駆け抜けてく おイモの美味しそうな匂い
クスっと照れ笑い なんだかいびつな 16の夜
はじめて 存在してる 僕の部屋で君が笑っている
今夜は 月の明かりが 消えない魔法みたいだ
震える・・・君の両手をにぎりしめて
キスした精一杯やさしく
今夜終わらない夢をみようあふれる想い
ブラウス 最後のボタンを はずして 近づいたその時
石焼イモ〜おイモおイモおイモおイモ おイモだよ
月明かりが雲で隠れてなくなり君を見失った
ため息を殺して 笑ってみせた 18の夜
あれから 10年が過ぎ 幸せの形を築いた
生まれた ばかりの子供 抱いた君を抱きよせて
それでも もろく壊れそうな日々の
何かが 足りないような気分さ
すれ違い始めた僕達のすき間に吹く風
背中を 向けたまま 会話も 笑いも 消えた 僕らの部屋
石焼イモ〜おイモおイモおイモおイモ おイモだよ
なじみの声〜なつかしいこの響き 涙が止まらない
石焼イモ〜おイモおイモおイモおイモ おイモだよ
信じ合って〜寄り添い歩いた道をまた歩きだせたら
間違いじゃなかった ふたりの出会いは そう思えるように・・・
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