9.サクラ舞い
作詞:平義隆
作曲:六角太郎
サクラの花 舞い下りて 僕の胸を締めつける
夢のかけら 追いかけて 震える鼓動かさねた日々
笑顔も泣き顔もわかちあった 今でも君が 僕の青春
卒業証書を抱いて いつものホームに二人
急行待つわずかな時を 惜しむように手を握る
君とふざけ合い通った 桜並木を抜けて
別々のレールの上を今 歩き出そうとしている
はしゃぎ過ぎていた季節に 終りがあることを
無口になってゆく君は 知っていたんだね
サクラの花 舞い下りて 二人の胸締めつける
見上げた空 吹く風が 思い出まで運んでくる
こわいのは大人になることより 二人もう二度と 会えなくなること
卒業証書はきっと 未来行きのチケット
遠すぎて 今は見えない それぞれ別のあしたヘ
発車のベルが鳴り響き 僕より少しだけ
太人になっていた君は そっと手を振った
サクラの花 舞い下りて 二人の胸締めつける
見上げた空 吹く風が 思い出まで運んでくる
涙のあとかくし 笑ってくれた 君を忘れない
サクラの花 舞い下りて 僕の胸を締めつける
夢のかけら 追いかけて 震える鼓動かさねた日々
あの時の痛みは遠のくけど 今でも君が 僕の青春
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