1.幻聴と幻想の現象
草笛が鳴っている闇
まだ慣れない呼吸で
一粒の冷えた鼓動
ただ空しく響き合って
笑ってる 時が泣いている
僕の日々は 空っぽの時計だ
日々の糧あえてぶつけるように
とめどなく溢れ出す 気持ちは宇宙を舞って
巡りゆく風が導く事実
想像を塗り替える 未来の窓が開いた
まやかしの楽しい夢
夜の闇がかき消し
見上げれば降り注ぐ
本で見た光のコロナ
つねったら 痛くて笑う
現実なら 耳をよく済ませて
日々の音すべて恵みある宇宙
ちっぽけな欲望と エゴは塵となって
巡りゆく風が導く現実
幻聴と幻想の 未来の君は笑うか
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