アムネジア

ハンサムケンヤ アムネジア專輯

17.エフコード

作詞:KENYATANABE
作曲:KENYATANABE

今僕らの心を焦らす正体その実体
実は自分の怠け癖が祟って積み重なる 散らかる部屋みたい
新しい季節を迎える度に忘れていった
心の奥底をくすぶる あの生暖かい感覚が愛しい

でもこうして血も繋がらない二人が
毎晩いつもの酒で馬鹿げた話で馬鹿笑いして
明日を見て夢を膨らませるのは飽きない
今夜もほろ酔いでいい気持ち 飲み代はいつも友達持ち
明日にノルマを感じるそんな生き方したくない

フラフラして クラクラする
ジメジメして カラカラになる
悲しみがないと上手く歌えない

今あなたがなんでもないような話をしてもおよそ僕は耳を貸し
さらになんでもないような話にするだろう
女に音楽 煙草に銀河 博打に釣竿 お酒にペット
店を変えても変わらない話題に溶け込む身体

それぞれが想い悩むこと その都度それをぶつからせることそれが
良くも悪くも心に綺麗に付き合える

今以上の心の浮き沈みこれまでなかった
身体の一部にエフコードがある そんな夢を見た

僕らの世代は音楽を聞き流し そこにどんな意味があるのか知らず
今夜もマルチなメディアで夜を過ごす
いたってそれだけを愛することなく 無くても困るし感覚で
そんな人のために用意された音楽さ

朽ち果てた恋に捧げた歌とか あなたに会いたいだけの歌や
もっと甘美にくすぶる表現をしてくれよ

フラフラして クラクラする
ジメジメして カラカラになる
悲しみがないと上手く歌えない

フラフラして クラクラする
ジメジメして カラカラになる
悲しみがないと上手く歌えない