8.いつものとおり
作詞:宮本浩次
作曲:宮本浩次
友と会えばいつもの調子 話し合うよいつもの話題を
こもりおる部屋はいつもの様子 蝉鳴きしきる真夏の暑さよ
金のためだろが 女のためだろが 酔いある暮らしの楽しさよ
酔い醒(ざ)めし頭 醒め果てた姿の ひとりぼっちの哀しさよ
いつものとおり 目を開ければいつもの部屋の中にいた
ああ今日もいずれ ああ今日もいずれ
いつものとおりだろう
彼女と会えばいつもの調子
仕事に出づればいつもの様子
休日となればいつものとおり
散歩に出る いつものとおり
何處(どこ)へ行くやら 何處でも そう何處でも歩き回ることだ
空染まるまで歩いたら
話のたねのひとつはあるだろう
友と会えばいつものとおり
親を見れば長生きを望み
いつもどおりなる通りを いつもどおりの時間に
いつもどおりに通り行く
いつものとおり 目を開ければいつもの部屋の中にいた
お前に会えば 調子はどうだと俺は言うのだろう
そういつものとおり
いつもの時間に眠たくなってきた
ああいつものとおり 明日からまた
いつものとおりだろう
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