12.流氷伝説
作詞:木下龍太郎
作曲:伊藤雪彦
恋のなきがら 捨てに来た
宿の前には オホーツク
海峡埋める 流氷は
みれん涙の 鳴き氷
女はひとり さいはてへ
哀しみ流しに 来ると言う……。
部屋にストーブ 燃えるのに
凍りつくよに まだ寒い
あなたの愛の ぬくもりが
消えてしまった 心から
女は長い ひと冬を
想い出相手に 越すと言う……。
春になったら 流氷が
沖へ消えてく オホーツク
私の胸の 海明けは
いつになったら 来るのやら
女はひとり さいはてへ
笑顔を捜しに 来ると言う……。
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