6.春宵
作詞:渡辺豪
作曲:渡辺豪
頭の中で グルグル回る妄想
イカれた人間の仲間入りかな
遠い遠い場所で 君が笑っている
瞳の奥でずっと待っているって
便りが届いたのは昨日の事
コスモスの咲く季節は終わったのに
まだ僕のポケットにささったまま
あの時のように日々は遠くへ
忘れずして 忘れるよなんて
空があざけ笑っているようで
温かさと血の気がない記憶に
またがって太陽に背中をむけているよ
乱れていく 夢の世界の中へ
六千の花に抱かれた記憶の中で
僕はそろそろ目覚めようと思うのさ
淡いコスモスの香りにふと誘われて
涙が零れ落ちたんだ
乱れていく夢の世界の中へ
知らず知らずに騙され続けてきたのか
僕は少しずつ分からなくなってきている
それが偽りだともし君が言うのならば
僕は今を忘れ追憶の海に溺れるだろう
六千の花に抱かれた記憶の中で
僕はまたひとり座り込んでしまうのか
淡いコスモスの香りにふと誘われて
涙が零れ落ちたんだ
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