12.夜もすがら踊る石松
作詞:阿久悠
作曲:杉本眞人
馬鹿でなければ踊れない
カッコつけてちゃ走れない
純な心は正直者で
うれしさ 楽しさ
すぐに形にしてみせる
遠州森町 よい茶の出どこ
そこで育って名前を売って
清水港は鬼より恐い
中でも石松暴れ者
酒好き 歌好き 女好き
馬鹿がつくほど 馬鹿がつくほど
みんな好き
さて こんな男はどうだろう
利口ばかりの世の中じゃ
さぞや石松 さぞや石松 窮屈だろう
破れかぶれに 見えるけど
無茶を通したことはない
野暮を承知で不粋をきめて
引き立て役など
泣いてつとめることもある
富士山拝んで旅立つ朝よ
しばしごぶさた ごきげんさんよ
無事に役目を果たしたあとに
言いたいことばがひとつある
酒駄目 歌駄目 女駄目
願をかけたら 願をかけたら
みんな駄目
さて こんな男はどうだろう
利口ばかりの世の中じゃ
さぞや石松 さぞや石松 窮屈だろう
酒好き 歌好き 女好き
馬鹿がつくほど 馬鹿がつくほど
みんな好き
さて こんな男はどうだろう
利口ばかりの世の中じゃ
さぞや石松 さぞや石松 窮屈だろう
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