千年幸福論

amazarashi 千年幸福論專輯

5.夜の歌

作詞:秋田ひろむ
作曲:秋田ひろむ

雨が降り始めて 僕はふと歩みを緩めた
雨雲に滲む月明かり あれが僕の目指す光
見えない物だから 見失っても当たり前
今日も僕は僕の心に 確かめて歩く夜明け前
この一生に 意味があって 何か託されてるとしたら
それはきっと つまらないよな 僕に意味なんかなくても いいよ

夜の中で 息を潜めて 僕らは朝を 待っていやしない
些細な傷と 君は戦う 明日はきっと 笑えるように

希望は唯一つで 諦める訳は捨てるほど
ぬかるんだ道に立ち尽くし 行こうか戻ろうか悩んで
結局歩き続けて その向こうで光が射して
その時僕らは思うだろう 「今まで生きていて良かった」
その一瞬の 為だったんだ 今まで積み上げたガラクタ
多くの時間 多くの挫折 数えきれない程の涙

夜の中で 息を潜めて 僕らは朝を 待っていやしない
この失望に 僕は抗う 明日もきっと 歩けるように

雨粒が落ちて アスファルトで弾ける
叶わない願いならいっそ洗い流すか
立ち止まっては悩んで 不安を消しては歩いて
そんな繰り返しで僕等の旅路は続く
その手を伸ばしていてよ その胸が凍えていても
不安の雨の 中で今夜は雨宿りしてさ

夜の中で 息を止めてた それでも朝は やって来るから
この寂寥に 僕らは生きる ただ一瞬の 輝きのために

雨が降り止んで 僕はやっと歩き始めた
青空にうすく昼のつき あれが僕の目指す光